小林正観エピソード⑤~カルマは果てしなく・・・~
~感情の膿み出しは果てしなく続く~
講演会後のサイン会のあと、スタッフは皆忙しそうに商品販売や
片付けに追われていた。
誰かが正観さんを控え室まで案内しなくてはならないのはわかっていたが、
気が付かないふりをして気配を消していたら 誰かやってくれるのではないかと思った。
しかし、主催者さんは 私にそれをするよう指示してきた。先ほど起きたことを
言えもせず、もちろん嫌とは言えない・・・、
そして、ひたすらクリーニングしながら正観さんを控え室に無言・無表情で
ご案内すると 正観さんは私にあるものを渡した。
(ここから続き)
お願いだから、許すから、もう何も投げかけないでください。と神に祈った。
しかし、紙きれをひらいていくと 正観さんの携帯番号が書いてあった。
サインをしていたペンで、書いてあった。
駄目押しだった。
ホ・オポノポノの解釈では 起きたことは全て自己責任。
しかし、私は相手に疑問をもたずにはおれませんでした。
疑問を持ったこと自体がショックにもなり 困惑と疑問は止まらない。
サインをしながら、この人は何を考えていたのか。
態度で拒絶を表しているつもりなのに、
私が嫌がっているのを感じ取ることさえ出来なくなっているのか?
この人は目の前の人の気持を全く見抜けていないと確信しました。
私はいつまでたっても吐き気がし、講演会後の食事会の食事ものどを通らず
やっとの思いで半分食べたのに、正観さんは完食。
主催者さんは私に「正観さん、あんなに体調が悪かったのに すごい元気になった!
すごいよね!まるで別人みたい」と。
前日の食事会も体調が悪いにもかかわらず 周りの方が驚くほど食事は良く食べられて
いたので 不思議とも思わないのですが・・・私に起きたことを思い出すと、
その言葉で、私は生気を吸い取られた気持にもなり 身体から魂が抜かれたような
気分でした。
この駄目押し まだ、クリーニングが足りないのか?と思いながら 言葉を唱えていくと
ん?
あ?
ひょっとして、クリーニングが一番必要なのは わたしかぁ??
そう思ったときの恐怖感・・・。
こんな私が 人様の人生相談を受けている!?
あー、私は貝になりたい。
鬱になりたい。引きこもりたい・・・。
帰り際のお客様の楽しそう顔が浮かび、スタッフの終わった~という安堵感。
私は殆どしゃべれず 頭の中は 自分のカルマはとんでもないんじゃないかと
血の気がひいていた。そうなんだ、自己責任だ。
正観さんが悪いとか、どうとか 全く関係ないんだ・・・。
むしろ、正観さんが 教えてくれたのか・・・。
食事会が終わり 私はそそくさと帰ろうとした。
人のいないところに いきたかった。
そう思ったとき、主催者さんが 寄ってきて言った。
この雪で私は車でこれなかった 正観さんと私をホテルまで送って・・・
その言葉を 私に向かって言った。
泣きそう、もう、限界だ。 帰りたい・・・でも、言えない。
他の方の車には片付け終えた荷物が積まれていました。
結局 私は 正観さんと主催者さん二人をのせ、数キロ先のホテルに向かった。
ついた瞬間 やっと解放される・・・
車をまわす言い訳に 降りずに任せよう。
そうすると 着いた瞬間に 主催者さんの携帯が鳴った。
私なら出ない、私なら今 絶対に出ない、
しかし、彼女は 出た。そして話し始めた。
悪夢だーーー!
助手席に乗り込んでいた正観さんは おもむろに降りた。
私が出ないのは どうにも不自然になってしまう。主催者は車の中で話中。
ためらいながら おもい腰をあげ無言で正観さんをホテルの入り口まで案内した。
そこで正観さんは、必ず電話して欲しいこと
近辺(他県)まで来たら会いに来て欲しいことを言ってきた。
そうしてようやく 主催者さんが降りてきた。
さっきは自己責任だと思っていた自分はどこかへいき、
正観さん、
私は、あなたからみて、それを望んでいるように見えるのですか??
ホイホイ、車で3時間もかかるところに会いに行くとお思いですか??
私は、あなたをここまで勘違いさせるようなことをしたのですか!?!?
このだめ押して 我慢の糸が 切れた。
ホテルの部屋までお見送りして帰ってきた主催者さんは 安心しきっていた。
しかし、明日はこの大雪の中 3時間かけて大雪の山道を今日のスタッフに運転して
もらわなければならない。無事つけるようにクリーニングしておけば大丈夫よね・・・
その話をさえぎって、私は告白した。一人で抱えるのは無理だし、
今ので 私の我慢が限界に来た。ええい、ままよ。
正観さんによって人生を大きく救われた彼女に、感嘆の言葉しか しばらく
出なかったのは無理も無いことです。どこまでどうされたのか!?
聞いた彼女は、うなだれた。「私がもし それをされたらぁ ・・・」
その後 彼女も言いました。あなた、こういうことになるのは、あなたに相当な
記憶があるんじゃないか・・・と。腹がたつが私でもこう言っただろう。否定も出来ない。
しかし、彼女はそう言いつつも、クリーニングの意味をわかっている為、
この話を聞いた私の記憶でもあるのかーと さらに うなだれた。
おそらく私の心の声は ”お願い 一緒にクリーニングしてくれ~”だったのです。
こうやって、彼女を巻き込み 耐え難い【秘密】 が 出来てしまった。
さて、私達は これから自分の仕事、生き方を どうしていくべきなのか・・・???
Yちゃんを待たせていることも気になりながら、しばらく 二人で話しました。
出てくるのは 深いため息ばかり。
こんな嫌なものを見ないで、次に進もうと思った道に 何の疑問も持たず
突き進むはずだったのに・・・楽しく動けたはずなのに・・・
あえて 自分で 嫌なものを見に来てしまった。
今から力を入れて進む道と正観さんのこと。
これらが 全く無関係なものではないのが さらに私を苦しめ、
迷わせることになりました。
私はいったい、どこへいきたいんだ。
”あなた、本当にそれをやると 覚悟していますか?”
このお試しが このような形でくるとは・・・。
やりすぎた、私は 完全に正観さんのわがままを 受け入れすぎたんだ。
そして、お客さんの顔が浮かんでくる。
この責任、どうとうるべきなのか。
続く・・・
- 2011年11月11日 23:40 /
Comment(10)
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- 2011年11月12日 03:25:00
byとおりすがり♀
とても嫌な思いをされた事に私も心を痛めます。
傷も付いていることと思いますが、恨み辛みも一通り書いてスッキリしたらこういうのはほどほどにした方が良いですよ。
このような記事を書き、ネットで影響を与えると
ネットでの自分の存在価値が高まり、ネット依存中毒になりますよ。
(この記事に反応している私も中毒側の人間ですが・・)
芸能人もベストセラー作家もしょせんは普通の人間です。
その「人間」に、「素敵な人だ」と思われ、好かれ(ちょっと強引に)ナンパをされただけです。
ハンサムで好感をもてる異性になら(ちょっと強引に)ナンパされたら嬉しいけど、
意識してない上司に強引にナンパされたら、私もとても嫌な気持ちになります。
「人として尊敬していた上司にガッカリ・・・」というのは大企業の社員をしているとよくある話です。
私は、スタッフをしたこともあります。厳しいことも言うので、最初はビックリしました。
静か風に見えますが、実はヤンチャなだけで、「悪意」は無い人だと感じています。(ちょっと好奇心強めですが)よくいる中年のおじさんです。
上司レベルの存在が起こす問題は心の整理がつきますが、
教祖のように尊敬し依存していた人が問題を起こすと心が揺らぎます。
あなたは、小林氏を教祖のようにして依存をしていたのですか?
いまだ癒えぬ傷があるのならそれは依存から来ているかもしれません。
そうではなく復讐をするための記事なら、せっかく「ホ・オポノポノ」で勉強をしている意味がありません。
書くなとは思いませんが、度が過ぎると、あなたの叫びも「ホ・オポノポノ」もしくは「自分」の宣伝にしか聞こえなくなりますしマイナスなイメージしか残りません。
私は小林氏の味方ではありません、嫌な事をした小林氏には大いに問題はあると思います。
ただ、中年のおじさまだって人をよく観ています。色好みします。
社会に影響を与えた成功者に“好かれてしまう魅力的な人(かずみさん)”ということです。
好かれたくないなら好かれない解りやすい格好をしましょう。
男は恐ろしいほど勘違いしますし、鈍い生き物ですから。
一通りスッキリしたら、自分の為にもほどほどにしてあげてください。
P・S
ブログの他のページでお顔を拝見しました。凄い美人でビックリしました。
女性の私でもよからぬ気が起こりそうです。
地方で仕事をするなら必要ないけど、都会にでるなら「美人としての対策」を練らないと、
ちゃんと自覚しないと周りが大変ですよ。
- 2011年11月12日 13:36:00
アルベルト
私も1年ほど小林正観のファンでしたが、参加した合宿で奴の言ってる事
と真逆の横柄な態度に失望し離れました。2ちゃんねるでも私が経験した
書き込みが、あるばかりでなく、セクハラに関する記述が多々あり、
「そこまで悪人か?」と思っていましたがあなたの記述でとんでもない
奴だと確信しました。それでもあなたは、毅然とした態度を取ったしそれ
以上の事が無かったから良かった。読みながら一発殴ってやればいいのに
と思いました。いくつかのコメントに男はそんなもの、人間臭くて良い。
なんていうコメントもあったが、そんな事断じてない。ましてや小林は、
人の道を説いて金を稼いでいた男。
小林にセクハラを受けて傷ついた女性は、多いと聞きます。あなたの勇気
ある書き込みはきっとそんな女性の精神的ケアになると思います。また、
これからも出てくるであろうスビリチュアルな仮面をかぶったセクハラ
野郎に対する予防にもなると思います。
- 2011年11月12日 23:36:00
Kazumi
ピーパーさん、
私達が色んなことを学んで、これから何をするべきなのか・・・
それを知りたいのかもしれないですよね。
ピーパーさんは今からすべきことに足りる知識を十分に得ている
のではないでしょうか。
自分の想いを どうぞ ここを使って伝えてください。
こうなったら、正観さんのことなんて どうでもいいや!
なんて^^
まだまだ お付き合い よろしくお願いいたします。
- 2011年11月13日 00:55:00
エル
ありがとうございます。
和美さんがブログに書いてくださった情報は
私にとってとてもタメになりました。
私は正観さんの著書がいまでも好きなので
(ダジャレはスルーしていますが)
これからも読んでいくとおもいます。
でも過剰に「素晴らしい人」とは思わないようにします。
正観さん。
斉藤一人さんや佐藤富雄さんのように
はじめから「私は女性が大好き!」って発言していれば
良かったのかもしれませんよね。
そういう感情(性的欲求)に関して
正観さんは著書で公にしていなかったので
私も「正観さんはそういうことに関心は無いんだ」と思いこんでいたのですが。
美輪明宏さんも「この人間世界に完璧な人は居ない」と言っていたので
今回の話はすんなり読むことができました。
あ、でもちょっと驚いたことは正観さんが不満をどんどん口にしていたことです。
著書では『依頼は粛々とこなす』というようなことを書かれていたので
「○○じゃなきゃイヤだ」「○○じゃないのか」みたいな不平不満を口にしていたと知り、少しガッカリしました。
和美さんの文章は理性的で読みやすいので助かりました。
貴重な事実を教えてくださって、ありがとうございました。
- URL
- 2011年11月14日 18:42:00
Kazumi
とおりすがり♀ 様
はじめまして。面白い文面です!と言ったら怒られるかな?
ブログをしていたら教えていただきたい^^
いえいえ、正観さんを”教祖のように尊敬し依存”はしていません。
していたら、喜んで一人秘密にして密会していたか、
ショックのあまり仕事もできなくなっていたかもしれません。
二十歳そこらの小娘ではなかったのは、幸いです。
ここでお話しすることは、私のお客様や同じ道をたどっている方に
私の経緯を知っていただいて共感してくださる方とともに歩めれば・・・
と思っているくらいで、私の発言にそれほどの影響力があるとは
思っていません。
私にプラスのイメージも特にはないでしょうから、
今回のお話がマイナスのイメージになっても、どうでもいいや、
という感じでいます。
”宣伝だ”とか、”注目を浴びたいだけだ”などのコメント
も非公開でもいただきましたが・・・これが一体何の宣伝になり
しかも注目になるのか。私には予想もしなかった反応です。
正観さんにセクハラされたことが名誉だと思う気持が
そう言われる方には、あるのでしょうか、いかがでしょう。
私の我があるとすれば、この文章を書き浄化をすすめ、
批判コメントをいただき、強くなる・・・まぁ、そこは
私のためでは ありますね。
写真を褒めて下さり?ありがとうございます。
苦言を呈されてますが あなたがマツコデラックスばりの
面白トークなので 何だか楽しく読ませていただきました。
来ていただき嬉しいです。
私が求めているものは、こういう本音のお話です!
私はあなたから悪意が感じられなくて。だから不快じゃないん
だと思います。
たぶん、友達だったら気が合いそう。
よかったら、またいらして下さい♪
- 2011年11月14日 22:56:00
Kazumi
アルベルト様
はじめまして。コメントありがとうございます。
アルベルトさんのコメントは、私だけではなく
こういう被害にあった全ての女性を癒す言葉です。
被害に遭われた方に 是非、ここのコメントを見つけて
いただきたいと願っています。
癒されていないとき、
それを受け入れてくれ、慰めてくれ、励ましてくれる方を
やはり人間は求めるのだなと お陰さまで実感しました。
一人の方がそれをしてくれただけで、
人生が救われるきっかけになる。アルベルトさんのコメント
には その愛と力を感じています。
見方が偏りすぎず、ご自身の感情が浄化された方の話し方や
包み込みは とてつもなく力があります。感謝です。
私はブログを書きながら 浄化をせていただいてます。
温かいお言葉に ブログを書き続ける勇気と力をいただきました。
ありがとうございます!
- 2011年11月14日 23:39:00
Kazumi
エル様。
きたーーーーっ!!!!!
きたきたきたきたきたきた!ようこそ、ようこそ。
いらっしゃいませ、エルさん。こんな日が来るとは
感激です。
あのですね、私 コメントのお礼を言う前に伝えたいことが。
私はあなたのお部屋を知っていて・・・
私はあなたのいつも買っているものを知っていて・・・
順調な電気代も知っている・・・
同性のストーカー気分・・・でも、なぜか顔は知らない。
わたくし 以前あなたが知恵袋で回答した記事に手を加えられて
体験談を流用した会社の取扱店をしております^^。商品のことを
検索して あなたを見つけました。
私好みの 面白いブログです。
”いつもの”のお客の記事は Shinyaさんに読んで聞かせ
爆笑でした。
なんだか繋がったのがびっくりで 知らない人ではないようで、
一人で興奮してしまいました。猫ちゃんまで繋がるとは。
いきなり薄気味悪くて ごめんなさい。あまりの驚きで♪
今回はコメントありがとうございます。私もエルさんの
猫ちゃんの成長、楽しみにしています。
商品についての情報はブログでのせられなくなったのですが
のんでらっしゃる商品は【不思議】ですから ぜひ お続け下さいませ♪
- 2011年11月14日 23:59:00
非公開
管理者にのみ公開されます。
- 2011年11月15日 07:06:00
ピーパー
記事、ありがとうございます…。
つい先ほど、最近買った「ホ・オポノポノ」の本を一冊読み終えました。
今回の記事は、ホ・オポノポノについての知識がないと、何を言っているのかわからない文章が含まれているため、そういう人からすると全く訳の分からない所があると思います…。要するにホ・オポノポノの解釈からすると、「自分に起こる出来事、現象は、実は全て自分自身の中にある魂が生み出し、反映されているため、自分に起こる出来事は、全て自分自身の中に責任がある。その魂の原因をいかにクリーニングして、現実を良い方向へ変えていくか」という事ですよね?
正観さんも、ここまで来ると、もう完全に何かに憑依されていて、本当の正観さんはいなくなってしまったのではないかとさえ思えてきます―――(きっとそうでしょう…)。
あとここからはかなりの余談なのですが、関係があるような気がするので、聞いてください。私が学んでいる占いで、算命学という占いがあるのですが、これは極めると、その人の運命のほぼ全てがわかる(その人の性格、才能、家族関係、将来の結婚相手はどういう人か、それまでの過去、これからの未来、果ては死ぬ日まで……)というくらい凄いものなのですが、今現在この占いを極めている人は、皆亡くなってしまい、残念ながらいません…。私も猛勉強しているのですが、とても私を見てくれた凄い人(故人)ほどは深く見る事は出来ず、歯がゆい思いをしています…。今ご存命中のプロの鑑定士の方々は、残念ながらそれほど凄い鑑定技術は持ち合わせていませんので、お金を払って鑑定を受ける事はお勧めしません…。
しかし、この算命学の中で「分身律」という理論があり、これが「ホ・オポノポノ」の理論とかなり酷似していて、「これこそ本当の真理なのかもしれない」と思いました…。「分身律」とは、「自分の今生での魂の次元が上がれば上がるほど、その反動が他の人の体を通して跳ね返ってくる。しかしそれは他人がそうしているように見えて、実はかつて自分自身が所有していたエネルギーがその人を通じて跳ね返って来ているだけで、つまり相手の行動とはかつての自分自身なのである。その試練を乗り越えれば乗り越えるほど、魂の次元が上がっていく。人間がこの世に生まれた意味とは、魂の次元を上げるために生まれた」という理論があり、とてもホ・ポノポノと似ているなと思い、やはりこの世の真理なのかもしれないと思いました。