小林正観氏に対する見解~Sarutahiko様より~
先日このブログの小林正観エピソードを読んでくださったSarutahiko様から
メールをいただきました。思わず何度も読み返しました。
こういうお話は、一人で聞くにはあまりにももったいなく、
すぐに戴いたメッセージをブログにのせたいとお伝えしました。
Sarutahiko様が快諾してくださり、みんなでシェアできることになりました。感謝です。
(ここから続き)
10数年前のことです。
一度だけ小林正観氏に会ったことがあります。
知人から運転手を頼まれたからです。
それまでに何本も正観氏の講演テープを、知人から回ってきて聞きました。
非常に話の上手な方という印象を受けましたので、会うのも楽しみにしていました。
ところが会って唖然とする場面の連続でした。
笑顔が大事という話もされていた記憶がありますが、
一度も正観氏からそのような笑顔を見ることはありませんでした。
それどころかあんな無表情な仏頂面にも、なかなかお目にかかれるものではないという
印象を受けました。
さらに「感謝」や「ありがとう」が大事とあれほど言いながら、
当の本人は感謝の「か」の字もないどころか、してもらうことがさも当然
という態度で、身内でも何でもないボランティアにまで叱責する姿に、
呆れました。
一言で言えば、皆、正観氏の話術に騙されていると思いました。
常識的に考えたら明らかにおかしなことであっても、ファンは
正観氏の言動を擁護したり、正当化しようとしたりしていましたが、
たとえばダライラマ、今上天皇、あるいはブータン国王、
あの方たちは人前で、どれだけ過密スケジュールで疲労困憊されていても、
笑顔を絶やしません。感謝の言葉を忘れません。
講演テープは非常に穏やかな声でしたが、実物は氷のように
非常に冷たい印象でした。
それから幾月日が過ぎたでしょうか。
時々、正観氏の講演の情報が届き、知り合いの知り合いがこぞって、
正観氏の講演に参加していました。
たぶん「うたし会」がまだ設立される前のことです。
その時に一つ感じたことがありました。
参加者たちの感想を聞いたときに、
結局、皆、何かの御利益を期待して、正観氏に会いにいっているの
だなということ。運気が上がる、病気が治る、等々。
御利益がなく、ただ有り難い心の話で終わっていたら、
あんなにも人は集まらないだろうなと。
先ほどのダライラマ、今上天皇、ブータン国王に、人々は御利益を
期待しません。ただ、その人間性を慕っているだけです。
ところが正観氏に対しては違います。
人々は御利益を期待しています。だから、彼の話術にも騙されてしまいます。
甘い投資話に騙されるのと同じです。
甘い投資話をする人たちは、とても善人ぶります。
だから、皆、騙されてしまいます。
案の定、正観氏の公式サイトを見ると、開運グッズ満載で心の話も、
人々を信用させ、そこへ誘導するためのものでしかないという
印象を受けました。
今回、KAZUMIさんのブログをたまたま発見し、やはりそうだったか
と思いました。
ブログ記事、ありがとうございました。
Sarutahiko様、こちらこそメールをありがとうございます。
自分に起きたこと、自分がみたものに感情的に反応するのではなく、
冷静に分析し答えを出された方のご意見はこれほど有り難いものかと
感じました。
私もそうだったのですが、こういう方のファンである時というのは、
信じきることは自分の救いともなりがちなのです。
自分が信じてきたものを正当化することで更に教えを実践できていると
思い込み陶酔します。そして安心するのです。
ただ、自分の考えがなく、判断ができないだけなのですが。
私は多くの方にこういう道を案内してしまった責任を
私なりに果たすことが仕事となりそうです。
ご利益を期待し、自分では判断が出来ない【おばかさん】たちにも
目覚めのチャンスがあります。
Sarutahiko様のような学びある、人生の先行く魂の方々、
どうか私どものような【おばかさん】を導いてください。
言葉ではなく想いだけでも感じとっていきますので。
私がこの記事を皆様とシェアしたいと思ったのは
こういった見解にふれる機会を持ちたいと思ったのと、
”私たち全ての者には、いつも導いてくれる方がいてくれる”
それを強く感じたからです。
話はそれますが、こちらにコメント下さる方は私と前世から
ご縁のある方ばかりです(笑)。
今回は前世で私が父のように兄のように慕った方からのメッセージでした。
人を想い、人のために喜んで犠牲となり続けた方の愛は
経験を通しその方の魂にきざまれています。それを感じ、想い出し、
今の私の感情ではないところからの涙が止まりませんでした。
みなさまは、その様なことを感じる現象や人とのご縁がありませんか?
今回メールを下さったSarutahiko様、
そしていつも重要なメッセージをくださるアルベルト様、
今世も面倒をみてもらうかもしれませんが(笑)
よろしくお願い致します。
愛のあるメッセージはいつも、私にとって大きな意味を持ち、
魂の揺さぶりを起こします。ある意味正観さんからのメッセージも
私たちにとってはそうなのかもしれません。
私と同じおばかさんのあなた、おばかさんを優しく導いてくれるあなた、
どちらでもないけど繋がっている皆様、まだまだお付き合いくださいね。
- 2011年12月23日 17:34 /
Comment(12)
コメントありがとうございます
kazumi
ほんと!おばかさん同士(笑)このご縁が出来ましたよね。
結果的に面白いことになってますよね。
兄弟やら、同じ道を進む仲間やら、色々縁は深そうでございます♪
いつも私を突っつくお方みたいで、私は今世もスカイブルーさんに
導いていただいております。
今後の長いお付き合い、私はあなたに尻をタタカレ続けそうで
・・・怖いです(笑)
笑い転げるくらいおもしろい人生に 私も巻き込んでください[ハート]
- 2011年12月23日 19:59:00
さるみ
先日一度コメントさせていただいたものです。
前回「人のブログで正観さんの死を知った」と書きましたが、その時ご紹介し忘れて気になっていたのと、KAZUMIさんのことが気になり(私にはわかりませんがこれも前世の縁なのでしょうか?)、またブログ見せていただきました。
そしてSarutahikoさんのコメントに再度ショックです。
私の方が正観さんよりいいこと実践してるじゃない、と思ってしまいました。
そのご紹介したかったサイトがこちらです。
教祖様にツッコミをいれるページ
http://tukkomi.takara-bune.net/index.html
この方は本当によく勉強していて、よく考えている方です。
しかもこの方のツッコミは面白いです。
直接メールでやりとりをさせていただいたこともありますが、本当に思慮深い方です。
おせっかいですが、ぜひ読んでみてください。
- 2011年12月23日 22:40:00
ピーパー
記事、ありがとうございます…
まぁ…私はもう少数派なのかもしれませんが、一応「正観さんは問題行動を起こしたかもしれないが、正観さんの本には、確かな価値がある」と思っていて、私の持病(肩から首にかけての重み)を本の知識で治してくれた面があるのも手伝って「正観さんの全てを否定する事はどうしても出来ない」と思っている所があります。
…なので、今回のSarutahikoさんのメッセージのような記事を見ると、とても悲しい気持ちになります…「正観さん……あなたはどこまで腐ってるんですか??そして、どこが信じられる面なんですか??」と―――。
正観さんと言えど、人間であり、人間である以上、悪の心は消す事は出来ません。悪の心は常に影のように付きまとってきて、完全には消す事は出来ないものだと思います。しかし、同時に善の心、愛の心も、完全には消す事は出来ないはずです…。
また、正観さんの本を読んでいて思うのは「こういった文章は、本当に氷のように冷たい心の持ち主だったら絶対に書けない」という事―――。この人は、普通の人が気づかない人間の心の側面を感じる力、いわゆる感受性の部分を、普通の人よりも豊かに持っている人だと感じます。あと正観さんの本から「人間に対する愛」も感じます(←口先だけなのかもしれませんが)。
「物の考え方が偏り、中庸から外れた時、人間は不幸の世界に入り込む」と言った言葉を聞いた事があります。正観さんと言えど、生まれつきのクズ野郎ではなかったと信じたいです。正観さんの片寄った行動、思想が、精神の異常状態を招き、ああいった問題行動に繋がったのではないか…。正観さんという人物の中にも「キチガイな面」と「愛情豊かな面、人のために自分を犠牲に出来る優しい面」の両面は、必ずあったはずだと信じたいです。まぁ死を目前にして、最終的には「キチガイ」で終結してしまったわけですが……。
―――正観さん、あなたは問題行動を起こし、講演会でも人をないがしろにするような態度を取ったのかもしれません。しかし、私は正観さんという人物に会った事もなく、書いた本を読んだだけですが、そんな私ですが、これだけは言えます…
「正観さん、あなたの書いた本は、本当に素晴らしかった」
- 2011年12月24日 01:22:00
非公開
管理者にのみ公開されます。
- 2011年12月24日 14:33:00
非公開
管理者にのみ公開されます。
- 2011年12月24日 14:35:00
kazumi
さるみ様
コメントありがとうございます。今世も私に関わってくださいまして感謝です。
前世があるかどうか、私がみえてるもの感じてるものも
怪しいもんですから、さらっと流して下さいませ(笑)
【教祖様にツッコミをいれるページ】のぞかせていただきました。
こういうおせっかいは大歓迎です[ラッキー]
私も思ってること、私も言いたいことを面白く書いていて笑ってしまいました。
誰かに妄信していくと、それは間違いだった?と気づいた時
反動で怒りにのみこまれますよね。非常に気持ちがわかりますが(笑)
そこの気持ちの処理をさせてくれるのですから、このようなサイトは
非常に大事ですよね。
私は、癒しの方法は全否定できない、けれどそれを否定している
ご意見も否定できない・・・そんなあいまいなところにおります。
これから私たちは何を掴んでいくのでしょうね[?]
- 2011年12月24日 15:03:00
kazumi
ピーパーさんは非常に正直ですよね。いろんなご意見は
私の偏りがちな考えを修正させてくれます。ここでみんなが
【そうだ、そうだ】となっては面白くない。
あえてこの雰囲気のなか(笑)それでも正観さんの本は素晴らしい!
ということを言える方がここに関わってくださる。そこに大きな
意味があります。ありがとうございます。
私はなんとなくピーパーさんが正観さんだけでなく
自分が信じてきたものが真実かどうかと向き合う大切な時期なの
ではないかと思えて仕方ありません。もっと言えば、
自分が信じてきたものに多少疑いを持ち始めていた・・・でも信じたい。
実はわたしがそうでした。今まで自分が信じてきたものは
本当に正しいのか?自分はそれに対し本当はどう思っているのか?
それを正観さんの事件をきっかけに全て見つめなおし、道が大きく
軌道修正されました。
ピーパーさんが信じたいものは、自分自身ですよ!
というより、自分を信じていることを思い出したい!!かな?
そう私は思いました~。だって、私がそうだったので。
ピーパーさんの率直なご意見、お聞かせください。
私も本が素晴らしいということには同感です。勉強になりました。
それだけに、本を開く気がしなくなったことは残念です。
- 2011年12月24日 15:40:00
k
非公開でのコメント、ご配慮に深く感謝しております。
やっと、繋がった。という喜びです。
あなたと全く同じ思いでおります。
あなたのような方々と組織をつくらず繋がることは
私の大きな目標です。あなたがまず叶えてくれました。
改めまして”ご縁ができて嬉しいです”
これからも、お話聞かせてください。
この経験をし卒業された方の波動と、
そこに今関わっている方々の波動を比べますと・・・(笑)
違和感を感じつつも動けない方がたくさんいらっしゃいます。
関わったことを後悔する方もたくさんいらっしゃいます。
あなたが私に言ってくれた言葉を、私も誰かに伝えるときが
くるかもしれません。ありがとうございます。
- 2011年12月24日 16:09:00
kazumi
ごめんなさい、さきほどの【k】のコメントは
【kazumi】です。
- 2011年12月24日 16:14:00
アルベルト
私もおバカさんでした....(恥)
SarutahikoさんもKAZUMIさんもよく分析されている。
小説が1本書けますよ。
こういうのはマインドコントロールと呼ぶのか?催眠術なのでしょうか?
- 2011年12月24日 16:58:00
kazumi
アルベルトさん!もおばかさん?!
いやいや、そう思ってしまうのがアルベルトさんの落とし穴では
ないでしょうか。アルベルトさんが長年学ばれてきたことは大変貴重な
財産だと私は思います。ここまで出来る方は一握りの方。そしてそれを
長年し続けて、この人格・・・。奇跡ではないでしょうか?
この道を歩まれたからこそみえるものがあり、悟れることがあると
私はそう感じてなりません。私には到底しえないことです。
そのお立場からご意見を私のような生粋のおばかさん(笑)は
いただきたいのです。
マインドコントロール、催眠術のようなものだとわかって
私たちはそれらに近づいているのではないかと思ったりします。
それを経験して自分がなすべきことを見つけると知っているから・・・
なんて、考えすぎでしょうか?私たちは、それをみんなで
突っつきあっているのかもしれないですね♪いつも、ご意見に
感謝しております。
- 2011年12月24日 17:16:00
スカイブルー
なるほど。。。
本当にわたしもお馬鹿さんでした(笑)
病気になって、治したくて仕方がなかったから
安心したかったんですよね。
でもそのおかげで和美さんに繋がったので、
そこは感謝です。
前世でのつながり。。
もしかして和美さんはわたしのお兄ちゃん!?だったとか(笑)。
和美さんは前世でもわたしを導いてくれたんでしょうね。
スピリチュアルは肯定するけど、
そういう方と接点をもつのが怖かったわたしですが、
和美さんのメッセージを受けて
本当にすべてのことに納得がいきました。
こんなにも毎日が楽しくて素晴らしいものになるとは。
病気を怖がりなにかにすがっていた日々はなんだったのでしょう(笑)
わたし自身で生きていく覚悟と笑い転げるくらい人生はおもしろいということを教えて頂き、
本当にありがとうございます[ハート]