小林正観エピソード⑰~まれにみる天才の・・・??~
数年前、お付き合いのあった会計士さんから
会社が主催する講演会にお誘いをいただきました。
講演会の先生は私が全く存じ上げない方でしたのでお名前も忘れて
しまいましたが、講演会が終わる直前、あるこぼれ話がありました。
当時、”手鏡事件”の犯人とされた、TVのコメンテーターでも活躍していた
ある大学院教授が、講演していた先生の東大の後輩ということで話が始まりました。
その後輩である彼は、それはそれは・・・
(ここから続き)
【まれにみる天才】だったそうです。
まれにみる頭の良さ、それはずば抜けているのだそう。
「ですがね~(笑)、ただただ性癖がね・・」
ただ性癖だけが悪かったんですよと。そして、彼の才能は大変もったいないから
私は彼に本でも書かせて立ち直るチャンスを与えたいと。
他の講演内容は忘れてしまいましたが、ここだけが頭に残りました(笑)。
今はこの方が冤罪だったということで本も書かれ、『知られざる真実』という
ブログで真実を語られていらっしゃるようです。
当時、講演会の先生が何故わざわざこんなお話を出されたのかは私には理解が
出来ませんでしたが、話を聞いた人は、やっぱり事実なのか・・・と思うような
お話の内容でした。
さて、正観さんも【まれにみる頭の良さ】だったのかはわかりませんが
ただただ性癖が・・・の類なのかもしれません。
ですから、この講演会の先生の考え方同様、正観さんがオイタをしても
類まれな能力をもったいないと思い、チャンスを与えるどころか
隠し続けたのかもしれませんね。
冤罪かどうか、後付けして話しているかもしれないと疑うと
言い分が全て本当かは本人(と神様)にしかわからないことですし、
こんなことが平気で起きる世の中ですから 私のセクハラの告白記事も
正観氏への冤罪と考えることも容易なことです。
私がここで取り上げたいことは、社会的な問題がどうこうということではなく
精神世界に深く関わることで (おばかな)わたしが陥っていた
清く美しく、正しく、光り輝くものにだけしか見たくないという弱さについてです。
自分にも対しても周りに対しても感じていた、【悪想念】に対する過剰な拒絶反応や
それを直視できない心の弱さをはずしてもらえたのです。
おかげさまで、
こんな本も興味深く読めるようになったのでした。
↓↓↓↓↓↓
昔の私であれば、他人の悪感情や理不尽なこと、批判、戦う、
といったことに触れるだけで心がげんなりしたものです(笑)。
ですから以前であれば、このような本を読み進めていくと
真実であろうとも”スキャンダルをくどくどと説明していている”
ことの方に意識がいき、気分悪くとらえたかもしれません。
しかし、セクハラごときでねちねち書く私からすると、こんなことがあったのなら!
くどくど書く必要があり、読者はそれを読めるくらいでないと・・・とも思います。
だって、自分には絶対に起こらないことだと思っていることが危険なんです。
いいえ、あなたにも、あなたのご家族にも、起きないとは限らないことなのです。
世の中にはそのような悪があるのが当たり前、それを知っておくと
悪感情にのみこまれてしまう人間の姿も感傷的にならずに直視でき、
戦う、論争するという人間として当然の行為も受け入れられるようになるのです。
それは自分のカウンセリングの仕事においても大きな変化を与えました。
悪感情をあらわにする方に対して、人間だからこんな感情があっても当たり前・・・
というように淡々と思うようにになり、以前のように若干の胸の痛みや、
どうにか気付いて欲しいという欲や感傷を取り去ってもらえたのです。
中田氏の人相が悪くなっている・・・という声もあるようです。
手鏡事件の際の元教授にも一時、ウツのような目をした人相に
犯人の顔だと感じられた方も多いと思います。
お二人に起きた理不尽なこと、はらわたの煮えくり返るような経験は、
人相を変えても仕方がないほどの圧をあたえるのだということは、確かです。
(それに引き換え、あの正観さんのしれっとした顔はもはや人間とは思えず・・・)
このお二人のように世の中に真実を訴えていく役目を与えられた方というのは
とてつもないパワー、実力があるということだと思います。
ただの正義感だけでは成り立ちません。さらなる自滅の危険もある、ということを
知りながらのたたかいでしょうから。それは予想もつかない覚悟です。
ですから、そこに関わって更にそういう人を陥れようとする者の方にも相当な覚悟が
必要だと思うのです。相手の覚悟に太刀打ちできるのかを油断せずに心に問うてみる
べきでしょう。
こんなことは ひとごと と思って油断していると、もっと危険な世の中です。
いつ何が起こり、今 絶対失わないとおもっている 人、自信、信頼、仕事、健康、
地位、財産・・・これらをいつ失うかわからない。その覚悟や想像が少しでも出来れば
生き方さえも変わってくるのかもしれません。
正観氏の後継者の方が、正観氏と同じ道を歩まぬよう
祈っております。
- 2012年03月28日 23:56 /
Comment(12)
コメントありがとうございます
kazumi
やっぱり・・・
わたしの隣にいるAKBファンさんが、AKBの前田敦子さんの卒業の噂を聞きつけ騒いでおりました。ニュースを見て、ピーパーさんは大丈夫かしらと心配しておりましたが[沈黙]やはり、大丈夫じゃあありませんよね[沈黙]相当なショックですよ。
わたしはピーパーさんのお話を聞いて、マイケル・ジャクソンを思い出しました。彼が小さい頃から成功してトップスターで居続けることの苦悩も計り知れないのですが、その光と影によって、あのメッセージ性の高い作品が生まれたのでしょうね。2001年、イギリス・オックスフォード大学でのマイケル初の講演も素晴らしい内容でしたよね。傷ついた魂は傷ついた人たちを癒すことができます。
あっちゃんも、きっと大きく成長し多くの方を癒し続けると思いますよ[ハート]それにはピーパーさんの愛が必要ですよ!必ずピーパーさんの祈りや想いは彼女を支えていきます[ラッキー]
あっちゃんの存在、ピーパーさんの中の愛を大きく育てますね[拍手]
- 2012年03月29日 17:22:00
アマカナタ
怖いのは、中田氏と植◯氏が本当はどういう人物だったのか、事実を見ていない以上、分からないということです。
植◯氏については、KAZUMIさんが今も仲良くされている先生がおっしゃるのだから、嘘ではなく、在学中からそれなりの性癖で有名だったのかも知れません。
しかし、学生時代の行動は、本来の人格とはズレていることも多いです(目立つために悪乗りしているだけとか)。
私の学生時代も、今から思い出せば赤面する行為ばかりしていました。
見かけと実際が違うことは、世の中多いですね。
虚飾にまみれた世の中です。
この辺りのことを、自分のブログに書いています。
http://amakanata.blogspot.jp/2012/03/blog-post_1822.html
何が本当なのか。
結局「この人なら信じられる」と思った人の言葉を信じていくことしかできないのでしょうね。
親鸞は、念仏すれば本当に成仏すると信じているのかと問われて、
「実は私も分からない。でも、私は師匠の法然を信じています。ですから、彼がもしも嘘を言っていて、地獄に行くことになってもかまいません」
と答えたとか。
私はKAZUMIさんを故・小林正観よりも信頼出来る女性だと感じているので、あなたを信じますよ。
非公開
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- 2012年04月01日 14:20:00
松田優作
植草元教授に関して
この方、冤罪だと主張している途中に、また痴漢で逮捕されてます。(笑)
また巨額損失事件を犯したAIJ投資顧問会社の役員でもありました。
私は、こういう輩は、もう一度、刑務所に投獄してもいいんじゃないかと思います。
中田氏に関して
これほどまでに、品のない、貧相な顔をした日本人を最近、見たことがありません。対称的なのは、山口母子殺人事件の遺族の男性の顔つきが、その辺の俳優さんよりもずっと良く見えたのは、私だけではないと思います。
人間は、その人なりの生きてきた証というものが、顔に出てくるのではないでしょうか。
世の中には、白いものを黒いという人がいます。
皆が見て白いものを、黒といわせようとする人がいます。これが理不尽です。
それでは、白いものを、必ず黒いといわねばいけないか?
それは、その場、その場で自分自身が判断する事です。
この判断が難しいのであります。
和美さんが、前回書かれた正観さんから無理やり、白い玉を黒といわされそうになった以下のお話、詳しく知りたいと思っております。宜しくお願い致します。
力の持つもの(正観氏)が手の上に白い玉を載せて【これは黒だよね?】と聞く。えぇー!?白い玉よ!・・・と思いながら、【はい、それは黒でした】”と(わたしが)返答しちゃったお話、ありますので、またこぼれ話で記事にしますね。
- 2012年04月01日 21:39:00
kazumi
アマカナタさま、コメントありがとうございます!
そして、わたくしを信じてくださって、ありがとうございます[ありがとう1]
虚飾にまみれた世の中で、何を信じ、どの道を歩んでいくか
自分で選択するしかないようですね。
正観さんの一件のあと、仕事で信じてきた人たちに対しても
「この人なら信じられる?」と自問自答する時間がありました。
結局、彼らを信じた自分に責任を持てるかの自問自答になりました。
それは、信じた自分に何が起きても受け入れ対処できる覚悟があるか
という問いかけとなり、自分の道がみえました。
自分の歩む道にいまだ迷いが出たり、不安もありますが、自分が信頼する方たちとともに、自分を信じて歩んでいく道を選択していきます。
アマカナタさまのブログ楽しみが出来ました♪アマカナタさまの勇気、覚悟、自分にはないものの感じ方に接することで私も力をつけていきますね[ラッキー] どうぞお力お貸しください。 これからもよろしくお願いいたします[拍手]
- 2012年04月04日 21:05:00
kazumi
松田優作様
私が正観さんに白い玉を黒と言ったお話は、それほどの理不尽なお話ではないのですが、ひたすら(・。・)????な、訳のわからないものでした。なーんだ、なお話になるかもしれませんが、また記事にさせていただきますね[ありがとう1]いつも、コメントありがとうございます!
- 2012年04月04日 21:29:00
MatSudaney
「正観氏の後継者の方が、正観氏と同じ道を歩まぬよう
祈っております。」
強烈な一言!思わず、大笑いしてしまいました。
- 2014年06月03日 22:55:32
Kazumi
MatSudaneyさま
大笑い、ありがとうございます。だって、正観氏のセクハラ、そんな側近が知らない訳ないですもんね。同じ道を歩みそうな臭いがしまーす。
- 2014年06月08日 19:49:42
ももんが
斎藤一人さんの本を最近読んで、おもしろいと思いながらも違和感を覚え
調べているうちにこのサイトを見つけました。
まるかんや他の一人さんのお弟子さんたちに少しのめり込みそうになっていたんですけど、いろいろここのエントリーを読ませていただくうちに冷静になれました。
ありがとうございます。http://www.hair-lr.com/kazumi/emoji/116741.gif
斎藤一人を検索するとき関連に小林正観が出てくるので調べてみたら前に本を読んだことがあるのを思い出しました。(内容はほとんど覚えてませんが笑)
出てくる画像の七三分けしたメガネの方、この人が本当に小林正観なんでしょうか?
故人にこんな言い方失礼かもしれませんが、普通に女のパンチラに欲情しそうな
そこらへんにいるおじさんですね。
口が悪くてすみません。
精力は衰えそうだけど性欲はまだあるよ!という印象しかいだけませんでしたhttp://www.hair-lr.com/kazumi/emoji/134698.gif
ある特定の人間を神聖視するのは個人の自由ですが、
負の部分が見えなくなるような危険性がありますね。
そのことにこのサイトで気付かせてもらえましたhttp://www.hair-lr.com/kazumi/emoji/90513.gif http://www.hair-lr.com/kazumi/emoji/83571.gif
- 2015年04月05日 03:09:06
ももんが
絵文字が使いこなせなくて
読みづらくてすみません(´Д`;)ヾ
- 2015年04月05日 03:12:59
Kazumi
ももんがさま
コメントいただきありがとうございます。ちょっとした違和感を見過ごさず、すぐに冷静になれたのは、ももんがさんが歩む方向を自分でしっかりと感じ取っていらっしゃるからでしょうね。
”出てくる画像の七三分けしたメガネの方”、この人が残念ながら本当に小林正観なんです(笑)。本が好きでも一目見て”この人は違う!”と思われガッカリされた方は私の周りにもいました。見た目で人を判断しちゃだめよ…っていっても、確かに”ちょっと、何か、違和感…”を感じさせる人でしたね。一人さんはタイプが全然違いますが、どうかしら?(笑)
絵文字はこちらのサイトの問題かもしれません。申し訳ございません。
- 2015年04月15日 20:22:03
ピーパー
こんにちは。「【悪想念】に対する過剰な拒絶反応、それを直視できない心の弱さ」という所に、最近ニュースでも旬な僕の好きな芸能人と被るなぁと思って書きます(ただのAKBファンの戯言ですけど(笑))。
四日前くらいに、AKBの前田敦子がAKBを卒業すると聞いて、初日はショック過ぎて全然寝れませんでした。一日~二日経ってもまだ受け入れられず、三日目くらいでやっと受け入れられるようになってきました…。芸能人の事で自分がこんなに調子悪くなるなんて人生初でしたね。AKBの映像を、見れば見るほど前田が好きになってしまい、好きになればなるほど辛かったです。一年前くらいはどちらかというとAKB嫌いだったんですけど、気持ちってこんなに変わるもんなんですね…。
今日のニュースで新しく知った話ですが、AKB篠田さんによると「あっちゃんも私みたいに図太ければ良かったんですけど、ナイーブな所がありましたし…」
前田はAKB総選挙で一位であるが故に、AKBを嫌いな人間たちから誹謗中傷の的になりました。アンチからしたら一位のヤツをとりあえず叩くのが定石ですよね。そういったアンチ達から浴びせられる罵詈雑言やメディアで流される醜聞(かなり嘘の記事含む)に耐え切れなくなり、心清く正しく生きられなくなった面があったのだと思います。
20歳にして、人間の美しい心(ファンからの暖かい応援)と、吐き気がするほど醜い心(自分に対する誹謗中傷)の両方を知り、更にAKBを通して経験した様々な出来事(涙を流すような出来事)からして、前田の魂の次元の上昇度合いは、あの若さで計り知れないですね…。
前田は、人間の悪想念から、目をそらしたくてもそらしきれない立場に、あの若さで立ったんです。もしかしたら世界的に見ても、あんな凄い立場(栄光と影が混在する立場)に、あの若さで立った人物は前田くらいではないでしょうか?その立場でしかわからない孤独な心から発せられた言葉が、総選挙の時のあの名言に繋がったのでしょう…
「私のことが嫌いな方もいると思います。私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」←このシーン見ると毎回涙ぐんじゃうんですけど…[苦笑い]
まぁ何が言いたいかというと、20歳の若さで、人間の凄く醜い悪想念と孤独に戦い続け、清く正しく生きようとした存在もあるという事なんですよね…一つの見方として…守護霊様、前田の未来を明るく照らしてください―――[がんばって]。P.S.AKBからいなくなるのメッチャ寂しいですけど[苦笑い][もやもや][沈黙]