ダウン症Rくんから母へのメッセージ③~あなたはわたしのウニヒピリ?~
前回は、お母様へのメッセージレターを共有させていただきましたが、今日はダウン症のRちゃんから、母へのメッセージレターを共有させていただきます。
わたしは、Rちゃんの言葉を、潜在意識のわたしだと思って読んでみたくなります。こんな自分が自分の奥底にはいて、いつも自分になげかけているとしたら、何を投げかけられても、許せるよね。きっと、愛さずには おられないよね。
わたしの中にいるわたしは、こんなふうにわたしからの愛を待っていて、私が認識できないことを代わりに体験してくれ、助けてくれているのかも。”わたし”って、表面意識の”わたし”だけではない、色んなものと共存しているものね。潜在意識は、Rちゃんのように、”わたし”が守ってあげる存在でもあり、”わたし”を守ってくれる存在でもあります。
あー、たいくつ。あー、たいくつ。
もっと、変化が欲しいよ。
見るものも、たくさん見て、
聞くものも、たくさん聞いて、
触るものもたくさん触りたい。(ぼくの場合はさわってもらうかな?)
ぼくの立場で、あれこれ注文するのは、わがままかもしれないけれど、
ぼくはわがままが個性なんだ!
天真爛漫にしているけれど、
僕は意欲的で、とにかく”生”に貪欲で、多くを欲しがるんだ。
僕が可能な経験 全てが欲しいんだ。
それが何かを探して、ぼくは家族にいつも伝えているよ。
あれがしたい、これがほしい!って。
でも、あれはいや、これはいや、
そんなことして欲しくない!
あの人が気に入らない!ってことは、なくなってる。
何でも欲するし、誰とでも関わってみたい。
ぼくにはね、みんなに見えないものも見えるから、
案外、多くのことを経験しているけれど、
みんなが気を取られている余計なものが僕にはないから、
その分、色んな情報を処理する時間もエネルギーもあるんだ。
みんなは、
誰かのことが気になったり、
誰かの人生の心配をしたり、
自分がどう見られているかを気にしたり、
しなければならないことを辛く思ったり、
見た目が気になったり、
食べるものが気になったり、
身体のことが気になったり!
本当に忙しいし、面倒くさいだろうね。
こんなことは、ぼくには全く必要がないことだし、
そんなことを気にすべきだなんて、想像もしていないよ。
その代わりに、みんなに見えなくて、僕が見えるものがある。
それを教えてあげるね。
ぼくは、誰かが誰かに気を遣ったり、
怒っていたり、愛していたり、自分を嫌っていたり、
満たされない欲求を感じている人たちや、
満たされている人たちの全てのエネルギーの動きが解るんだ。
そのエネルギーの動きは、
色が付いたり、波打った波動であちこちに飛んでいたり、滞っていたり。
時には、匂いがあったり、熱があったり、電気を帯びていたり(バチバチ言うよ!)、
冷たかったり。
見慣れてきたら、疲れないけれど、
大きなエネルギーがうねっている時は、息苦しくなるよね。
みんなは、そんなものよりも、目に見えて肌で感じる、
寒い・暑い、綺麗・汚い、わりと我慢が効くものの方を整えようとするんだ。
そんなもの、大したことではないんだけれどね。
身体にも負担がかかるのは、たぶん、ぼくが見ているエネルギーの方だよ。
でも、慣れなくちゃだよね。
だって、みんなはその代わりに、あの面倒くさい気にしているものに、
四六時中振り回されているんだもの!
ぼくは、気持ちの良い波動には自分を合わせて気持ち良くなって、
気持ちの悪い波動には合わせない方法をどんどん身に着けていって、
自分にとりこまれなければいいんだもの。
そうすれば、どんな人と会っても、エネルギーを調整できるはず。
だから、どこにでも連れて行ってね。何でも見せてね、何でも聞かせてね。
僕は、それさえうまくコントロール出来るようになれば、
どんなことだって、楽しんで経験する余裕があるんだから。
あれこれやらせて負担かな?なんて一切考えないで、
ぼくから楽しい経験を奪わないで。
お腹いっぱいだよ!ってなるくらいに、たくさん、たくさん経験させてね。
家族の手を煩わせてしまうけれど、
でも、その間、みんながいつも気にしている悩み事から解放されない?
そんな気がするよ!
だから、僕は、皆に何かをしてもらうことを、悪いな~なんて思わないんだ!
僕って、本当に、良い子でしょ?
僕が見えているみんなのエネルギーの色や動きを皆が見たら、
すぐ病気になっちゃうよ。みんな、すごく怖がるし、気にしちゃうでしょ?
だから、それは僕がみて、経験するからね。
たくさん、たくさん、僕のために時間をつかってね。
それで、ぼくはみんなを幸せにするんだから!
- 2013年03月16日 19:41 /
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