ダウン症Rくんから母へのメッセージ⑤~ぼくの世界征服!!~
Rちゃんからお母さんへ届いたスピリチュアルメッセージを、今回も共有させていただきます。
メッセージを渡されたお母さんも大笑いでしたが、メッセージを降ろしているわたしもおかしくて…。
本当に何でもやり遂げてくれそうな頼もしさが、Rちゃんにはあります。
最近感じることはね、ぼくが、大人になってきたこと。
お兄ちゃんたちとアイコンタクトできるくらい、ぼくは、みんなと目線や感覚が一緒になってきたんだよね。
なーんて言うのは嘘。
ぼくが、自分で大人になったんだなぁって感じるのはね、お兄ちゃんたちが、ぼくを少し大人扱いしてくれるようになったときがあるからなんだ。
一番上のお兄ちゃんが、“ぼくの思っていることが、弟にもわかるようになったかな?”って感じてぼくに接してきてるのが、わかるんだ。
ぼくを男同士って認めてくれるみたいで嬉しいよ。
本当はね、ぼくは、ぼくのほうが、お兄ちゃんたちをいっぱい観察していて、お兄ちゃんたちの子供っぽいところをいっぱい知ってる!って思うんだけどね。
こどもってね、予想以上に自分のことを大人だと思ってるんだ。
ぼくは、とくにそれが強いんだと思うよ。みんなと少し世の中との関わり方が違うせいもあるから。
でも、まわりの大人って、こどもたちがどれくらい自分の意志を持っていて、それが表現できなかったり、その意味が伝わらなかったりして、とってももどかしがっているかをわかってくれないんだ。
自分も子供の時、そうだったのにね!
お兄ちゃんたちが、どう思っているか、ぼくが見てるお兄ちゃんたちを教えてあげるね。
一番上のお兄ちゃんはね、もう自分が大人だと思っているんだ。
“大人扱いしてよね!”じゃないよ、“オレは完全なる大人だ!”だからね。
そのもどかしさは、想像を絶します!
だって、本当は、自分が一家の主として座っていたい(いるべきだ)し、みんなに命令したい(すべきだ)し、お母さんをひれ伏させてみせたいんだよ。
俺がまとめたら、この家はもっと楽しくて、みんなご機嫌になるぞって自信満々なんだよ。
まずね、一番上のお兄ちゃんは、“お父さんは、みんなを引っ張っていくのが本当は面倒くさい、それなら、いつだって俺が変わりにしきってやるぞ!”って思ってる。
俺に頼まないなんて、素直じゃないよなっていつもプリプリしてるよ。
それでね、一番上のお兄ちゃんは、二番目のお兄ちゃんのことを見ててね、“こいつは完全にアホだから、俺が面倒を見て、色々教えてやらないと、とんでもないことになるぞ"って危機感を持ってるんだよ。
"俺は、自覚してアホやってるけど、あいつは自覚なしの本物のアホだから、何しでかすかわからないし、自分の世界に住み過ぎて、周りの世界の意味がわからないんだ。だから、超現実を生きている俺が、現実というものを教えてやる必要があるんだ。そうしたら、あいつのアホさも、あいつの純粋な良いところになるし、面白い言動に周りが癒されるんだぞ。そうさ、あいつにとっては、もっと大きい癒しの弟が出来ちゃったことが、危機感でもある”って分析してるんだ。
当の本人の二番目のお兄ちゃんは、どう思ってるか知ったら、笑うよ。
二番目のお兄ちゃんが求めていることはただただ、世界征服だからね。最近は、ぼくを見てて、ぼくに対する愛なんて芽生えちゃったけど、基本的に他人に興味のない二番目のお兄ちゃんがぼくに関心があるのは、ぼくが自由を獲得してるから。
ある意味、鋭いよね。だって、発想が囚われなしでしょ?
二番目のお兄ちゃんは、“自分の自由が素晴らしいとみんなが分かったら、好きなことだけして、好きなものだけ食べて、やりたいときにやりたいことだけする世界になる、みんな僕にすごい!って感謝するのに”って思ってる。
みんなが何のために、そんなに言われたことをまじめに揃ってやってるのか、わからないんだ。
“そんなかっこ悪いことできないし、面倒くさい。”なんて思ってるから、周りに馴染む気なんてさらさらない。
だから、二番目のお兄ちゃんには、ぼくが世界征服してる奇妙なやつにも見えるんだ。ぼくが羨ましいんだ。
そんな大好きなお兄ちゃんたちの夢は、お母さんをひれ伏させてみせること。いつもそれを夢見てる。
【あぁ、あなたたちは、そんなに立派なことを考えていたのね、お母さんもう、何でも言うこと聞くわよ!】ってなるのを夢見てるよ。
体が大きくなったら、それが叶うと思ってるんだよ。
面白いよね!
絶対無理だけどね。
ただね、お兄ちゃんたちは、思うんだ、体の大きいお父さんが、何でお母さんを完全にひれ伏させないのか??
それは、お父さんが、優しくて面倒くさいからだと思ってるんだよね。
面白いよね。
お父さん、色んなことが面倒くさいから、お母さんにひれ伏して楽してるんだよね。
きっとお兄ちゃんたち大きくなったらわかるよね。
ぼくは、そんなお兄ちゃんたちより、大きな世界征服目指してるよ。
だって、ぼくって、お兄ちゃんたちに比べたら何でも叶いやすいんだもん。
何でって、お母さんは、ぼくが思ったことを真面目に聞いてくれるでしょ?
ぼくがだいたい何を感じて何を思っているか想像がついているはずなのに、さらに知ろうとして聞いてくれるんだよ。
お兄ちゃんたちは、それを知らないから、ぼくの願いを俺が叶えてやろうって思ってくれているんだ。
ぼくの方がいつも叶ってるのに!
ぼくの世界征服は、ぼくが出来ることを全部やりとげること。
ぼくの生きている世界で必ずやり遂げるよ。
だって、可能でしょ?
みんながひれ伏さたいと思ってるお母さんを、ぼくは完全に動かしているんだもの!
いつも、メッセージを共有させていただき ありがとうございます。
椋木和美
- 2013年09月15日 20:56 /
Comment(2)
コメントありがとうございます
Kazumi
メルモさん、コメントありがとうございます。
わたしも、Rちゃんの大ファンです。そして、このご家族の大ファンです!
Rちゃんの世界をのぞける体験は私にとって貴重な体験です。
いつも、共有してくださって、ありがとうございます。
そして、このメッセージを共有させてくださる Rちゃんファミリーに感謝です。
- 2013年09月19日 21:32:29
メルモ
Rちゃんって、ほんと楽しい♪
すべてを楽しんで観察してらっしゃる
そして、ことばの一つ一つに愛があふれてる♡
「 ぼくの世界征服は、ぼくが出来ることを全部やりとげること。
ぼくの生きている世界で必ずやり遂げるよ。」って、かっこよすぎます!
もうRちゃんにメロメロな私です♡
かずみさん、いつもありがとうございます!