【霊視カルテ】激しさと無気力が共存する魂

 

 霊視カルテ


 ≪魂の性質≫ 


 あなたの魂は脈打つ心臓のように、止まることのない緊張と躍動を続けています。あなたは、むき出しの臓器のように無防備なところがあり、目にした者にインパクトを与えます。

 あなたは、常に注目を浴びたい。その注目のされ方は、どんなものでも構いません。あなたが注目を浴びている人に興味を持つのは、自分の依存心や憧れではなく、自分自身を注目されている人に重ねて、自分も注目を浴びているかのように感じられる興奮を味わいたいからです。

 何故、そこまでして注目されたい魂であるか?その理由こそがあなたの魂の特徴です。

 あなたが注目されたい想いの根底には、底知れぬ淋しさと、怒りがあります。
あなたの底知れぬ、自分でも他人にも拭ってはもらえない淋しさとは何か?

 あなたの魂は、みんなから愛されることを何よりの悦びとし、そのくせ、多くの人から必要とされ、かまわれることを面倒くさくも感じてしまう、少しわがままなところがあります。これを自分でもコントロール出来ません。

 本当はただ一人から深く愛されれば大きな自信を身に着けられる人ですが、それを感じられなくなった時に、ただ一人の人の関心を買おうと、多くの人に注目されることを望むような動きをとります。誰かに夢中になったり、何かに夢中になったり、それらは全て、自分のことを見て欲しいから。

 何もしていない自分には注目してもらえない、関心を持ってもらえない、そう思うと淋しく、あなたは注目されるために何かに夢中になっている自分や、何かに困っている自分が必要となるのです。

 あなたは愛されたくてたまらない。それが少しでも叶わないと、あなたはとても淋しくなります。

 あなたの愛されたい、かまって欲しいというエネルギーは脈打つ心臓のように激しく、止まることを知りません。しかし、時に自分自身が、その止まらぬエネルギーにも苦しみ、コントロール出来なくなると、愛され、かまって欲しい気持ちを永遠に叶えてくれない他者に対し、怒りを爆発させるのです。

 激しいのがあなた。そして、本当はそんなに求めなくても満足しているだろうと感じているのもあなた。その両極端で揺れ動き、どちらが自分なのかが解らないのがあなた。

 自分が解らない、でも周りはあなたのことが解る。あなたにインパクトを感じるのは、自分のことを解っていないあなたを見るから。

 今に満足しない、今に疑問を感じる、今に留まりたくない。それがあなた。
そのフラストレーションを感じる事こそ、あなたが生きていると感じる瞬間。

 怒りでカッカしても、実はそれほど怒ってはおらず、怒っていることで周りに自分の存在と努力をアピールしたい。それがあなた。そんな自分を持て余しつつも、物わかり良く悟って、怒りも抑え、淋しさも表そうとしない自分なんて、生きていないに等しいと感じてしまう。それが、あなた。

 あなたは、自分が解らない…という体裁で、自分の人生、周りの人生をも刺激し続けるのです。

 


≪魂のクセ≫

 

 生きていくこと全てが、あなたの魂のクセとも言えます。クセだらけなのがあなた。それに振り回されているようで、実は楽しんでいる。

 激しい反面、あなたの魂が何度も感じてしまうのは、生きることに対しての“無気力”と“面倒くささ”。

 あなたの魂が淋しさを解ってもらえないと感じやすいのは、自分自身を必要とされている確証を得られないから。

 自分に愛される価値があるのか、生きる価値があるのか、それをついつい考えて、まわりにそれを見つけてもらおうとし、証明してもらおうとし、あなたの思い通りの答えを与えてもらえず、淋しさを通り越し、その想いは怒りとなります。それを自分で見つけ、自分で埋めようとはしない、それが、あなたが自分を苦しめる魂のクセなのです。

 


≪今世のテーマ≫

 

 あなたが今世掲げたテーマは壮大。壮大過ぎて、何から手を付けて良いのか解らなくなっています。

 あなたは、今世で、激しすぎて疲れる人生から、穏やかで自分の人生がこれで良いと思える満足した感覚を掴みたいのです。

 あなたの掲げたテーマでは、あまりにも今の自分を否定的に感じてしまい、自分を発展させようとする気持ちはかえって、淋しさと無気力を膨らませるでしょう。


 あなたのテーマをより叶えやすく修正しましょう。

 ●自分で自分を満たすことに挑戦する。つまり、今まで、自分のことを自分で認めて、満たすことをしていないと気付くこと。

 ●自分の人格が丸ごと変わることを想像するのではなく、何を残して、何を修正したいか考える。決して個性のない魂にならないように。

 ●怒りやイライラした時に、本当にその感情を自分が持っているか確認して。あなたは意外にも、その感情を演じています。それは、誰かに褒めて欲しかったり、慰めて欲しかったり、その想いが叶わない淋しさを拭うために。しかし、それを演じても、あなたの想いは叶いません。あなた自身もそんなやり方を望んではいません。

 あなたは自分を否定せず、発展させ、穏やかになり、これで良いと思える人生とは何かを探さなくてはなりませんが、それを叶える考え方や行動の根底にあるものは、あなた自身が、【人を深く深く愛する】ということです。

 あなたは自分が愛されたいと思っていますが、あなたの淋しさは、あなたが誰かを、何かを、深く愛せると感じた時に、全て溶かされ、あなたの怒りも浄化していきます。

 あなたは、自主的に、人も、自分も、深く愛すことが出来ます。それに挑戦して下さい。仕事も才能も、そんなものはどうでもいい。ただ、ひたすらに人も物も状況も、何でも愛せる人。それがあなたの個性であり才能であり、あなたが求める特別な自分なのです

 


 いつも、メッセージのご提供をいただき、ありがとうございます。

 

椋木 和美

  • 2014年03月24日 22:27 / Comment(0)

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