【霊視カルテ】穢れやカルマを悪と見ない魂

 

霊視カルテをご提供いただきました。是非、皆様と共有させていただきたい女性の人生です。彼女の魂を、あなたの一部と感じながら読んでいただければ、彼女とわたしたちの魂は生まれた目的をより大きく想いだすこととなります。

穢れやカルマを悪と見ない魂を持つ彼女は、決して問題を問題視せず、問題を持った魂を見守り、彼らの持つ怖れをとかし、それらに光としての役割さえも与えてゆくことを可能にします。周りの不調和を整える力を持つ彼女は、その力を自覚することによって、その力を強め、自分の役割に目覚めるのです。発展へ向かい【もっと役割を果たしてみたい】と期待に胸ふくらませた彼女は、自分にどんな経験を与えてゆくのでしょうか?

彼女の息子さんは、知的障碍のある自閉症です。次回は、その息子さんからお父様へと降ろしたメッセージレターをご提供いただいておりますので、続けて共有させていただきます。彼女と息子さんの魂は、どんな使命と役割を持って縁を結んだのでしょう。

 

カルテのご提供をいただき、ありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

 

 



≪魂の性質≫

あなたの魂は、大人びていてとてもしっかりとしている面と、子供っぽさやあどけなさを恥じらいなく表現出来る愛らしい面とを、非常に上手く同居させています。

あなたの魂の大人びた面は、諦めない前向きさを生みます。

それは、問題には必ず対処方法があると理解出来、現実的な対策を練ってこなしていく力となり、そこから生まれるあなたの行動力は生活に軽やかなリズムを生み、人生の充実感を生んでいきます。

例え問題のある人がいても、それに対して、どうにもならないことと割り切ることが早く出来、無駄に悩み、対処方法を考えない時間を作ることを避けます。あなたの大人びた面は、常に建設的に行動したいのです。

自分には、解決できないことはない、必ず上手く立ち回れる、そう信じ、明るさと要領の良さで周りと関わっていきます。あなたがこのように周りと関わる時、愛されている喜びと自信に満ち、自己肯定を強めていきます。それは、人生を見誤らない、ゆとりさえ生むのです。

あなたは、大人びた冷静さを持つものの、淡々とした冷たさや不愛想なところはなく、むしろ、子供っぽいあなたが、しっかりしている自分を感じて楽しんでいるような無邪気ささえあります。

逆に、子供っぽさやあどけなさを示す時は、意外にも、単なる無邪気さではなく、むしろ計算しながらそうしています。

誰かに本音をぶつけたいときは、子供っぽく指摘し、悪意なくそう思っているように伝え、相手を傷つけないよう、怒らせないようにします。

何かを楽しむときも、はしゃいで見せ、喜びを愛らしく表現し、自分の喜びを増やそうとし、周りを楽しませようと努力します。

あなたは、いつも、周りと関わる自分を通しながら自分を客観視し、自分が生きる世界、自分と関わるものたちを観察してゆくのです。

あなたの才能とは、何でもオールマイティにこなせる要領のよさであり、周りに生じている不調和を、自分の存在によって非常にうまくコントロールし、整えてゆくことです。

自分の存在によって…、それはつまり、あなたの周りに対する反応によってです。あなたの話し方、あなたの表情。特に、あなたが周りの醸し出す悪感情やややこしさに、“反応しない”という反応は、周りの不調和を不調和と感じさせないようコントロールする力となります。

しかも、あなたは、周りがなかなかできないこの役割を、さらりと行います。大げさにその役割を周りに見せると、不調和を起こす人間の反発心を煽ってしまうと気付いているからです。

それは、合理的に進みたいあなたにとっては、面倒くさいこと極まりないのです。

あなたの役割とは、特に、その場に不調和を起こしている周りの人たちの“隠された感情”を読みとり、無意識でその感情が絡みついている場所(不調和を起こしている場所)を解きます。

あなたが行っている魂の仕事とは、持っていても仕方がない感情、持っていても仕方がない魂の傷、持っていては発展できない何かを感じとり、あなたが気付き、受け止めるという方法で、それを溶かしてゆくことなのです。

あなたが、関わる人の必要のない魂の汚れを受け止めるとは、決してそれに共感することではなく、あくまでも、それを抱えている魂を見つけて静観し、それが穢れではないと無反応になることで、消し去ろうとするのです。

相手に、“あなたが長年持っている苦しみは、現実にはないものである。”そう淡々と伝えては、関わるものの傷を癒していく、それがあなたの存在意義です。
 

 


 

≪魂のクセ≫

 

あなたのオールマイティな能力が、時にあなたを立ち止まらせます。

人生は順調に進んでいるはずなのに、自分が、ただ真面目に、才能をほどほどに発揮させ、上手く立ち回っているだけかのように感じ、自分の個性が突出しない人生を物足りなく思え、これで良いのか考え込んでしまうのです。

何でもそつなくこなし、オールマイティな才能があるように見えながらも、これといって特別ではないわたし、そう感じてしまうクセがあるのです。

しかし、そう思いながらも、何でもそつなくこなしたい、バランスよい自分でいたい。そう思う自分を消すことは出来ません。

あなたは、自他の“個性”を感じると、それ自体が“整っていないバランスの悪いもの”として捉えるクセがあるため、自分も他人も、突出した個性となりうる要素を、抑え込もうとするのです。

あなたは、周りの不調和を緩和させながらも、不調和がもたらす争いや、怖れ、問題が、自分がもたらす調和よりもずっと、最終的に良い結果になるのではないかとも思うのです。

しかし、その争いや怖れ、問題が生じる前にその原因になるものが気になり、整えようとしてしまい、その方法を試すことも出来ません。

 



≪今世のテーマ≫

あなたの今世での魂の役割とは、個性を強め、その個性から周りにエネルギーを発信していくのではなく、周りの調整役として存在することです。

あなたが、周りの不調和を整える力は、あなたがその力を自覚することによって、必ず強まります。そして、その力を強めると、あなたは発展を起こします。

あなたが自分の役割に目覚め、発展へと魂が向かえば必ず、【もっと役割を果たしてみたい】と思うのです。そこへ来世で到達させるのが今世でのテーマとなります。

周りが自分では取り去ることの出来ない苦しみを、あなたが取り去ることが出来る。その陰なる力をもっともっと意識的に今世で極めて、来世では、もっと目立ったやり方で挑戦したいと思うよう、来世の自分を導くのです。

この、魂の役割の発展こそが、あなたが求める自分の個性へと繋がります。

そのために、今世で、どんな人をみても、どんな状況を見ても、そこに正すべき不調和はないと反応し続けることがあなたのテーマとなります。あなたのこの役割によって、この世に、不調和が存在しないという現実を生むこととなるのです。あなたの今世のテーマは、ここを極め、来世では次の役割を掴むことなのです。

 

 


椋木 和美

 

  • 2014年05月07日 21:50 / Comment(0)

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