【霊視カルテ】あなたは共感のプロフェッショナル
霊視カルテをご提供していただきました。
彼女はここ何年か心にモヤがかかったみたいで晴れ晴れとしない状態が続いているそうです。結婚しても、出産してもそれは変わらず、むしろ結婚してからの数年余計にひどくなっている気がすると。自分自身がわからず、自分の存在する意味もわからず、そんな自分が嫌でこの状態から抜け出したいのに、考えれば考えるほどどんどんわからなくなり、苦しくなる。
自分自身を理解し、向き合いたい。そんな彼女の想いが、私のカルテを降ろす作業を手伝ってくれます。彼女が知りたい、知るべき、彼女の魂の一部。彼女の深部が目覚めを起こしたいと彼女へ揺さぶりをかけているその辛さは、実は目覚めを起こす序章となる大切な時間です。
彼女は今まで、丁寧に自分を知ろうとし続けています。決して間違った方法をとってはいません。彼女は、カルテの理解が難しいように感じてもいらっしゃいますが、彼女の魂は深く理解し、飲み込む作業をしています。
彼女の魂を感じてください。彼女の才能は、これを読んでいるわたしたちにもある才能です。彼女が私たちを導くことで、彼女は自分を想い出し、彼女が何故それを忘れてしまったのかを想い出します。彼女は大きく浄化し、また、わたしたちを導いてくれます。
彼女が深く自分を知るために、彼女はさ迷い、自分らしさを見失い、苦しさを経験したいと全てを求めたのです。あなたも、そうではありませんか?彼女と一緒に、自分を想い出しましょう。
カルテのご提供をいただき、ありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
≪魂の性質≫
共感のプロフェッショナル。
相手の思いや葛藤、欲望をつぶさに読み取り、あなたは相手に寄り添い、相手の気持ちを理解してあげ、喜びをともにし、苦しみを我がことの様に感じ、相手の気持ちを和らげ、幸福感へと導こうとします。
あなたが共感をするのは、周りに自分が良く思われたいからではありません。ましてや、相手の感情に支配され自分の感情をコントロール出来ず、相手の想いに飲み込まれている訳でもありません。
あなたは、相手に共感することを自分の使命とし、それをしない生き方を選択できないのです。
あなたは共感をしてあげる自分の人生を疑うこともなく、迷うこともなく、自分を生かすことは共感することだけであると、ただ共感し続け、向き合う人の人生に寄り添い、自分の強さと向き合う人の強さを信じることができます。
あなたが周りの人に共感し続けることの意味は、自分と向き合う人たち、ひいては人間の強さを確信しているからなのです。
強さの確認作業が、あなたを共感へと導くのです。
共感することで相手の心をほぐし、相手を支えます。共感された相手は自分の喜びを倍にし、苦しみを半分にします。
それを見たあなたは、ただ喜ぶのではなく、相手の人生をまた冷静に見つめ、相手に必要な支えとなる感情は何かを読みとるのです。
心が和らぎ自信をつけた相手の喜びや安堵を助けるのは、もっと深い共感なのか全肯定なのか、少し厳しい意見なのか口を出さないことなのか、過信を抑えさせる非共感の態度なのか。あなたは共感ののちに、相手の求めるものではなく、相手に必要な感情や表情を読みとっては表現し続けるのです。
あなたの才能は共感と、導き。そして、あらゆる“子”を守ることです。
あなたたにとっては、全ての存在が“子”なのです。
あなた自身が守られるべき存在であるように自他から感じられることも多いでしょうが、あなたは、あらゆる存在を“子”と想い、守りたい魂なのです。
≪魂のクセ≫
あなたは才能や使命感を強く持ちながらも、度々自分の使命でもある“共感による導きと手助け”の力、自分の強さを忘れてしまうことがあります。
それは、あなたが、自分の価値を忘れる時です。
それは、日常において、【自分の存在を忘れる時】でもあるのです。
あなたは、周りに対する役割に没頭するあまり、自分のことをまるで周りのことばかり気にして自信のない人と捉えてしまうことがあります。
そうなると、あなたは自分の使命や強さを意識できず、自分の存在をまるで空気の様に感じ、居てもいなくても気付かれない人と扱ってしまうのです。
このクセは、あなたが自分の存在を守護霊や神の様に扱い、自分を目に見えない存在として動かす力が強すぎるためでもあるのです。
その自信と、神とともに使命を果たす自己への信頼感を見失うと、あなたは自分を生きる価値のないような、まるで生きていないような存在だと認識し始めるのです。
そうならないためにも、あなたは常に自分を感じ続け、自分の価値を確認し続けなくてはならないのです。
その方法は、あなたが向き合っている人に映る自分を常に感じることなのです。
≪今世のテーマ≫
“共感による導きと手助け”を大きなテーマとして掲げているあなたは、今世においての目標となるテーマを二つ掲げています。
一つは、自分の確固たる意志を貫き通すこと。その経験です。
これは、あらゆることに対して意志を貫く必要があるのではなく、一つ何かを決意したのならば、その意志を貫き、自分を信じ、それをやり遂げるという人生の経験を自分に必要としているのです。
この経験が必要な意味は、あなたが、自分の意志で歩む自分の人生を強く感じる必要があるからです。
魂のクセでも現れるように、あなたは自分を生かすために自分の我欲を簡単に消してしまいます。このクセを克服するために、自分の意志で決めたことを貫き通すことを頑固に経験することで、自分の存在と自分の人生を強く感じるのです。
そして二つ目は、声を出すこと、音を感じ取ること、リズムを刻むことなど、音楽や表現する喜びを通し、あなたが生きていることを感じること。美しものを育て、愛で、身体を持つ喜びを感じ、身体が感じる心地よさや感動を得ることです。
あなたがこのような方法で内なる感覚を呼び覚ますことは、あなたの共感能力をさらに引き伸ばすこととなります。
共感により、相手に自分の可能性を感じてもらう手助けをするだけではなく、あなた自身が自分の存在価値をもっと感じることで、あなたという表現体を相手にもっと強く映しこみ、あなたが持っている“自己信頼感”を相手に感じさせ、分け与えるのです。
相手の力を信じてあげること自体があなたの持つ共感による導きの力ですが、相手に未だ自分を信じ、苦しみの感情を自己昇華させ、可能性を発揮させる力がないとすれば、あなたの共感能力は、相手の劣等感を突くことになり、依存心のある相手は、自己主張なく見守るあなたのことを、冷たく見放していると感じ、または、頼りなく自分に負ぶさって、依存している存在と勘違いしてしまうのです。
双方にとって、お互いを助けるチャンスを失わないように、あなたは、自分の存在価値と強さを、もっと向き合う人に表現しなくてはならないのです。
それは、あなたの魂に絡みついている罪悪感と悲壮感を解放させ、魂を光り輝かせることとなるでしょう。
椋木 和美
- 2014年06月12日 23:05 /
Comment(0)
コメントありがとうございます
- コメントはまだありません。