自分の居場所へ~【スピリチュアルメッセージ】~
わたしたちは、自分を愛せる要素とは心の穏やかさであろうと常にそれを求めています。しかし、この穏やかさがとっても厄介な代物です。今回メッセージを提供して下さった彼女も、今自分が得ている穏やかさに安心しつつも、疑問を抱き始めています。
わたしたちは、今、それぞれの特性を生かした自分の本当の居場所を探し始めています。そしてそのことに対して、もう、自分に嘘をつけなくなっています。
どんなに、過去の自分が居心地の良い安住の地だと思って探し出した自分の居場所へ、愛を込めた住まいや人間関係やキャリアを創り上げ整えたとしても、それが今の自分、そして未来の自分の居場所ではないのかもしれないと気付き始めれば、その疑問や違和感が膨らむのを、止めることは出来なくなるでしょう。
それは、自分の本当の特性に、あなたが気が付いてしまったからなのです。
そんなあなたは、自分が向かいたい道が、すでに、自分が生きる道であり、生きる場所となっているはずなのです。
それ誤魔化すことなど出来ないと伝えてくれる彼女のメッセージ。わたしたちも、“気付きたいけど気付きたくない気持ち”を見つけてしまいましょう。
それを探そうとした彼女(あなた)は、さらにあることに気付いているのです。もし、”この気持ち”を知ってしまえば、自分がとんでもなく面倒くさいところへ手を出し、足を踏み入れ、今まで一生懸命に創り上げたものを手放し、自分の存在など気にしてもらえないような、気付かれもしないような、大きな世界に身をおくことになると。
しかし、彼女(あなた)は、この気付きのもっと深い真実にも気付きを得始めているのです。
あなたが自分の才能や存在など特別ではないと感じられる場所は本当にそうであると同時に、そこでは、あなたが、少女の様に扱われ、あなたが誇示してきた能力は何の価値もなくそこでは普通のことで、今あなたが普通に思っている自分の生活スタイルや容姿、そして日常や考え方、その無知さえも!新しい場所にいる人たちにとってはとても刺激的で、愛でるようなものであり、あなたはその場所に身を置いた瞬間に、自分が評価されることに拘っていた気持ちを一気に消し去り、自分が生きることそのものを、周りに開けっ広げて喜びを持って見せて、ただ心地よく穏やかに生きてゆけば良いと気付くのです。
あなたが今まで得るのに一生懸命であった、今の、周りより秀でた特徴のある才能は、本来あなたがいるべき場所に身を移すために必要であった才能であり、それそのものを永遠に才能として”発揮させなくてはならない”のではないのです。
あなたが本来の場所へと身を移すことが、あなたの生きる目的であり、自分を愛することです。ですから、今の才能と自負しているものは、本当のあなたを発揮するために持たされた、ただの準備の道具に過ぎないのです。
今からご紹介するメッセージの意味を、あなたなら自分に当てはめて読みとることが出来るでしょう。
あなたは、どこへ身を移すべき?それに気付くことは、あなたが”あなた”にやっと戻れることを意味するでしょう。
いつも、メッセージを共有させていただき、ありがとうございます。
スピリチュアルメッセージ
あなたは、いつになく穏やかです。
あなたはそれを、自分の発展を見据えて“成功している”、そう思おうとしています。
穏やかであること、心の浮き沈みがないこと、それは、自分のありのままを受け入れられ、これからどんな生き方を何でも受け入れる大らかさが出てきたからだと感じるからです。
しかし、あなたは、この穏やかさを経験した後に、また激しく何かを求めてゆくでしょう。それに、あなたも気付き始めています。
あなたが激しく求める生き方のきっかけになるものは、“焦り”です。
あなたは、自分と同じように穏やかにある人を微笑ましく見つめながらも、どこかで、求めていたものを全て手にしてしまった淋しさを感じてしまうのです。
あなたは、この穏やかさとたおやかさを得るために努力していたはずなのに。それを得始めた段階で、このままもっともっと穏やかになるであろう自分を哀しく感じ、これから先で、自分の夢をゆっくりと小さく叶えればいいという悟りとも感じる想いを、自分の人生が終わったかのように虚しくも感じ取るのです。
あなたに、これから、これまでにはなかった感情が芽生えます。
これまで未熟で無知で無鉄砲で危険だと思っていたような“若さ”や“挑戦”をテレビや本で見聞きした際に、これまでにはなかった“焦り”を自分に感じるようになるのです。
その“若さ”や“挑戦”は、ついこの間までは、自分のことであったり、ちょっと前の自分の過去と重なっていたり、自分も先でやることだろうと思っていたものであるはずが、自分が得始めている穏やかさのせいで、その“若さ”や“挑戦”が、まるで遠い過去のように感じてしまうのです。そして、自分はこれから“挑戦”する立場になるのではなく、もう、“挑戦”する者を見守り応援する側になってしまったのではないかと“焦る”のです。
あなたは、挑戦や夢に向かい、準備をしようとしています。その準備の一環として、“穏やかさ”を身に付けているはずなのです。しかし、あなたの“穏やかさ”は、ある時から徐々に、“諦める力”となり、“現実を見通す力”となり、“多くを望まないこと”となり、“チャンスが与えられることを待つこと”になり、“穏やかさ”の方向を変えてしまっているのです。
あなたの魂はこれを察知しています。いくら悟っていっても、今の自分の“穏やかさ”では、自分が本当に行きたい道へは行けないのだろうと。
さて、ここからがあなたの大切な気付きです。
あなたは、今手に入れた穏やかさを得るまでは、“挑戦”や“夢”を声高に叫びながら、ほんの少し諦めていたのです。どんなに希望のある自分の未来を周りから示されても、自分はそれを現実に出来ないだろうと心の奥深くで感じていました。それでももう良いかも知れないと、真に思えたのです。あなたには希望があり、あなたの夢は実現可能だと伝えられて、どこかで気持ちが落ち着いたのです。自分の可能性を感じただけで、もう十分だと。
しかし、これまでのあなたと違ったのは、少し穏やかにも感じていた自分の諦めの気持ちを、そこらへんに氾濫しているみんなの“諦め”とは一緒にはされたくない…そう思えたのです。この気持ちこそが、あなたにとっての価値ある学びだったのです。
あなたが自分を特別な存在として尊重する初めての試みとなったからです。
これは、みんなの課題でもあります。
みんなは“穏やかさ”=“人生への諦め”とどうしても感じてしまうのを頭から切り離せずにいます。そして、真の穏やかさを得ようとする寸前で、『わたしは結局諦めただけだ、穏やかさはその言い訳にしか過ぎない。』と思うことで真の穏やかさは瞬時に“人生に諦めた人”を創り上げてしまうのです。
あなたは穏やかさを得ることを経験したがゆえに、自分は決して諦めないことを確信しつつあるのです。
ですから、あなたがこのまま穏やかにあろうとすれば、不恰好であっても良いから、失敗に終わっても良いから、結局元の自分に戻ってもいいから、このまま挑戦にがむしゃらに進むしか望んでいないのだと気付くのです。
あなたは、わたしたちにとっては、永遠に幼き子供に過ぎません。どんな挑戦も楽しむべきですし、もし一生懸命にあなたが頑張っているのに道が開かれなければ、必ずサポートされるべきなのです。あなたはそれを受け取るべきなのです。
あなたは、いずれ、自分の挑戦を信じられない道など歩みたくはないというところまで待って、若き挑戦を楽しみ、今のあなたには予想も出来ない現実を手に入れるでしょう。わたしの目には、それ以外のあなたは、どの次元にも存在しないのです。
椋木和美
- 2014年09月12日 17:15 /
Comment(2)
コメントありがとうございます
Kazumi
秀さま
コメントいただき、ありがとうございます。本日の【目覚めよ!⑤~わたしたちを動かす”あなた”の想念~】の記事を書きながら、わたしたちを動かしたのはあなたね!って秀さまにも向かって呟いていました。あゝ 皆の目を覚ますのはあなた、わたしのジレンマに指を突っ込んで穴を開けたのもあなた、もう誰のジレンマかもわかんないから、人のジレンマまでむさぼりとって一緒に心弾ませるしかない。よろしくデス。
- 2014年09月17日 22:23:01
秀
和美さま
あゝ 皆が目を覚ます。 やっとやっと目を覚ます。
深く眠ったふりをしていたのか、気ずいていたけど、今じゃないとイヤイヤ出しては
いけないと奥へ奥へと仕舞い込んだ光…
貴女とsasara様が、光の子達のジレンマに指を突っ込んで穴を開けたような感じ✨
集合意識に繋がる光の子達 善悪の意識や常識のジレンマに悶えるような心を抱えていても
やっとやっと目を覚まし 手足をのばし自分の意識を開放する。一人又ひとりと…
心が弾みます。