【霊視カルテ】~大きな霊力をどう表すのか~

 

今日のカルテをご提供くださったMさま。彼女のような魂に触れると、目に見えない世界のことを深く理解しようとしている人たちなら、スピリチュアルに対する自分の在り方(関わり方や感じ取り方)のバランスをいかに崩しているのか、おそらく感じ取れることでしょう。

彼女からいただいたメールを引用させていただいて表現させていただきます。
 
Mさまはカルテをお渡しした後しばらく内容が把握できず、『わっかれへ〜ん(わからない)』となってしまっていたそうです。
 
大きな役割や魂の力を持っていても、自身に向けられる『大きな役割、見守る、見届けるなど大きな言葉を伝えられると、とても重く響いてしまい少々辛くなってしまう』のだと。
 
『そして、スピリチュアルなるものが流行だしてこのかた、「自分に与えられた使命」なるものに心弾ませる方も多くおられますが、、、私の場合はそれがどんなにシンドイことかと思ってしまうのです。できれば、自分のことだけ、好きなことだけしてたいやん、、、って。』
 
彼女は、これまでにも違う形で自分の魂の役割や、見守る大きな存在を伝えられています。しかし、周りの人たちがそういった言葉を素直に受け入れ(鵜呑みにし)変わってゆく姿を見ながらも、同じようには受け入れることが出来ないのです。しかし、彼女は『疑ったような態度でいると目に見えない世界、存在が確かにあるのだ、と思い知らされるようなことが起きました。懲らしめられると言うのではなく、命そのものを救っていただいた。というような出来事によってです。とてもとても斬新な方法でした。(笑)』
 
彼女は不用意に、自分が大きな力や特別な役割があること、特別な霊的存在に自分が守られていることを有頂天になって受け入れはしないのです。
何故なら、彼女の力は事実大きく、その力を貸してくれと求められ続ける責任と負担を身を持って経験しているからでしょう。
 
彼女は今世、もっと現実的で霊的なものと表現されない領域で、目に見えないものと関わり、目に見えない領域を動かしてゆきたいと思っているのでしょう。
 
そんな彼女は、カルテをわからなかったと呟きながらも、こう書いていました。
 
『ここまでを読み返してみますと、、、とうの前より魂を理解しているのかもしれない。そういう役割はすでにわかっていて顕在意識、現実の生活とバランスをとりたいが為に再確認のための申し込みだったのかもしれませんね。』
 
とっても良く解っていらっしゃるのです。そして、今ここで霊視カルテをご提供くださっているのです。
 
お渡ししたカルテを彼女は、
『ちっぽけな人間を大いに生きてこそ、見守り、見届け、大きな役割を果たせる一部となれるのではないかと、カルテをこのように理解いたしました。』と。
 

大きな霊的力を潜在意識で感じつつ、それを霊的にあからさまに表さない方法を彼女は模索しているのです。それを、導く霊的存在達は力を持て余しながらも、黙って見守り続けているのです。

決して周りには、霊的な貢献をしているように見せず、 宇宙を感じていることは見せず、何も知らないふりをし何も力を持たないと思わせる。そうした自分になることによって、より大きな霊的な働きかけが出来ると知っているのです。

 

彼女がもし、霊的な力を表せば…その力を大きく見せつけることは思いの外簡単でしょう。ただ彼女が知っていることを口にし、堂々とし威厳を放てば、それにすがり、それに答えを求め人は集まってくるでしょう。

そして、彼女はまた思うのです。また弱くさまよう人たちを多く生み出してしまうと。彼女は過去の記憶から自分の霊的な力や役割に切なさを感じ、それが出来る自分を封印してしまったのでしょうか。

 

しかし、彼女のような魂の霊的な力は、消すこと衰えさせることは出来ないのです。彼女の智慧は、彼女の魂と一体となっているのです。

彼女、そして、スピリチュアルな仕事をしている人たち、これから仕事にしようと思っている人たち、スピリチュアルな生き方を深く求めつつもいつまでも極端に拒みすぎる人たちも、この切なさを、過去生やどこかで、見たり経験したりして持っているのです。

だからといって、スピリチュアルな世界を遠目で見たり、少し覗き込み、やっぱり止めようとし、わたしもやれば簡単にできるわ!と思いながら過ごすことにはもう限界があるのです。あなたがどう拒んでもスピリチュアルにしか生きれないのですから。

 

そんな人たちの気付きはただ一つ、

自分のことだけ、自分の好きなことだけしてたら、それが役割になり、使命を果たすことになる。その方法は誰に聞かなくても、あなたが知っている。

 

あなたはすでに、役割を果たしつつあり、霊的に生きているのです。

 

 

Mさま、カルテを共有させていただき、心より感謝いたします。

 

 


 

霊視カルテ


≪魂の性質≫

あらゆる存在の“全体”と一緒になりたい。そう決意し一切の迷いを持ちません。

“全体”と繋がるまでをワクワクしている時間も貴重な学びとし、その高揚感はあなたの生き様となります。その生き様はあなたを威厳に満ちさせ、かつ、普通に見せかけます。あなたは、いつか起こる“全体”の異変や変革を体験し、人類や宇宙の謎を解き明かしたいと想っているのです。

あなたの性質は、ひどく抽象的にしか表現されることが出来ず、まさに、あらゆる“全体”の特徴を全て持っているように感じられます。どこを覗いても、この世に存在するあらゆる“特徴”や“性質”や“在り方”があるのです。
そのため、あなたは自分のことを、大きな特徴や個性を持ち、大きな希望と神秘性があると深く感じることが出来るのです。

あなた自身が持つ神秘性とは、人類の、そして宇宙の神秘性を包括しているものとなるため、あなたはあなたであることに深い喜びと感謝を持ち続けるのです。これがあなたの最大の性質と言える“深い感動の体験者”となるのです。

自分が感じた自分(人類)の可能性と神秘性を、いつも誰かに何かの形で表現したい、そう思っても、感じたものが大きすぎて、感じたものを上手く表現できないとひどくじれったく感じ、時間が止まるようにも感じるのですが、それもまた自分の興奮となり、エネルギーとなり、その想いをまた秘めながらあなたは膨らんでゆき、あらゆる“全体”と繋がる作業を深めてゆくのです。

自分の内側で起きていることの壮大さを楽しみつつ、そんな自分が普通に過ごし存在していることに、また、深い喜びと感謝を持つのです。

あなたの性質は、ありとあらゆるものの可能性の表現。ありとあらゆる存在価値を見出す天才です。

あなたにかかれば、どんな罪人も、どんな劣等者も、どんな異常性さえも、美しく光を放ち、ユーモアに富んだものと映り、あなたは彼らを慈しみ、そして、歪みの中に起こる哀しみや脅威や狂気さえも、嘘偽りない人類の姿だと穏やかに見届け、決して心を荒立てて周りを混乱させることはなく、むしろ、世の中に起きる混乱や脅威や狂気、そして哀しみに対する慈しみと必要な流れへの理解と、自ら(人類)が生んだ現象に、ただただ強く向き合い、決して目をそらさず、時代や人類の目撃者である役割を果たそうとするのです。

あなたは、大きな役割を持ち過ぎていますが、その役割を赤子のように扱い、そして、歳を重ねるごとにそのエネルギーは恐ろしく増してゆきます。

人類の歩みの生き証人として、目に映るものを常に美しく表現する魂の役割のために、あなたは常に忙しく多くのものを目に留め、感動によって魂の記憶にインプットさせるのです。

適職は、薬剤師、栄養士、保育士、寮母、管理人、主婦…あなたにとって仕事とは、この世での仮の姿となる大切な隠れ蓑となります。

威厳を持つことを嫌いますが、あなたの隠された威厳や異次元と繋がる証明は、あなたの瞳を見ればわかるでしょう。その瞳は地球のように、魔女のすむ森の様に、翻弄されるほどに美しいのです。

 


 

≪魂のクセ≫

自分を感じる時、あらゆるものと繋がる深い叡智と魔術を感じとりますが、“本当の自信”“本当の自分”を得ようと自分を感じると、何故か、何の特徴も個性もない自分しか感じることが出来ないのです。それが時に無力感になり、その際に、何か不思議な感覚に襲われる感じがし、あなたは時々、自分が感じている、この深い希望や人類への理解は、ひょっとしたら、自分の単なる思い込みか妄想ではないかと思うことがあるのです。そう思ってしまうと大変です。まるで、自分を精神病のように思おうともするのです。

しかし、この想いこそが本当の魂の思い込みなのです。あなたの役割を邪魔しようとするものからの魔術によって感じさせられるものと言っても良いでしょう。

ですから、あなたは自分の役割のためにも、一時も、この世の仮の姿である“小さな自分自身”を感じようとしてはならないのです。

 


 

≪今世のテーマ≫

あなたの“正体“は、個人ではなく、大きな意識体の一部です。大きな意識体に“繋がる”一部ではなく、大きな意識体そのもの(しかし、一部)なのです。
それを自覚することをテーマとしましょう。それを自覚するとは、自分は大きな意識体であると意識を持ちながら、ちっぽけな人間を生きることを目標とさせられ、精神を正常に保つことに非常に高度な技術を必要とし、開拓が必要となります。

 日常において自分の“正体”を隠しながら、大きな役割を常に果たさなくてはなりません。

あなたの今世での役割は、この世に起きていることを見届けることです。
そして、その見届ける役割の詳細は、あなたが、混乱を来たす人類に寄り添って見守ること。方法は、あなたが今、していることです。

【存在していること。見守ること。そこに居てあげること。ことを荒立てないこと。全てに希望を見ること。感動と喜びを感じ続けてあげること。】

あなたは見届けながら、人類が、時に混乱して自らの変革の作業を止め、その意味を取り違えてしまうことで忘れてしまう時、感動や喜びの作業を代わりに手伝ってあげるのです。

あなたの感動と喜びは、人類の未来を変えます。それを、もっと想い出し、それを必死になって直接的に人類の手助けをしようとしているものたちを応援してください。その人たちにだけ、正体(威厳)を示すのです。

そして、純真さゆえに異常性を表しているものを操作し乗っ取っている、人の着ぐるみを着た魔物を見つけ、正常性の中にある魔物をあなたが食いつぶしてゆくのです。食いつぶす方法は、ただそれを、“見つけ、見抜く”だけです。あなたの食いつぶす力は、歳を重ねれば重ねるほど、大きくなるのです。

普通の人たちには普通を装い、自分と同じ役目を持つ人たちにだけ姿を見せて手助けする。邪魔するものは排除する。その役割の方法は、あなたにお任せいたします。

 

 

椋木 和美

 

  • 2014年11月06日 22:12 / Comment(0)

コメントありがとうございます

  • コメントはまだありません。

コメントはこちらのフォームからお願いします。

登録フォーム
お名前
Mail
URL
絵文字
コメント
投稿キー(スパム対策に、投稿キー を半角で入力してください。)
閲覧制限

PAGE TOP