”あんちゃん”とはまるかん時代からの長～いお付き合いになっています。彼女はご家族やお友達とのご縁までも繋げてくれては、わたしの浄化も手伝ってくれています。わたしのメールセミナーである自己浄化プログラムにも参加してくれました。自己浄化の経過をブログで【去年の出来事　序章】からずっと書き綴ってくれています。

わたしが良くやる手ですが、あえて体験談や預かったカルテをブログでご紹介するのを寝かせて待つ場合があります。それによってご依頼者の感情や、わたしと相手が絡む霊的な空間などの浄化がすごーく進むからです。いわゆる相手からすれば放置（わたしはずっと会話していますが）、それに見事に反応してくれるのが、彼女でもあります。悶々としたり、待ち切れず思考し、一人感動したり、全ては間違いだったのか!!!と感嘆したり、その突き進む様子は相当楽しく霊的活動は激しくなる。せっかちさんほど効果的です。こういう作戦をバラして欲しがる聞きたがり屋さんなので自己浄化しやすく、ますます放置しがいがある(笑)。メールセミナーの参加者と霊的に繋がって作業していると『何してんの！？テレパシー』で入ってくる感じ。

今回は”あんちゃん”の旦那様の霊視カルテをご依頼していただきましたが、これって、そういうことだよね…いよいよ、それを受け取る時が来たのか…、いや、受け取るときを決めたのですねと密かにほくそ笑んでおりました。もちろん、それは旦那様の方ではなく、”あんちゃん”自身の”受け取る時”。

”あんちゃん”は自分が導いていたつもりの旦那様のカルテに、目を疑いたくなるような、いやどこかで感づいていたような事実を知ることになるのですから。

導かれたふりをした夫が悪いのか、導いてやるんだと思った”あんちゃん”が悪いのか、そう思わせるように計画したわたしが悪いのか。それはつまり、彼女の導き手の仕業ともいえ、それに賛同したわたしの仕業ともいえ、あんちゃんがそれに乗ってみたいと望んだせいでもあり。まぁ、みんなの仲良き戯れということで丸く収めましょう。彼女もわたしのいぢわるさを感づいてくれて肯定してくれているので話は早い（はず）。

さぁ、”あんちゃん”の旦那様はどんな人？わたしの義姉の作るお菓子を『これには愛があるよ！』って言ってくれる天使な息子さんを持つ彼は天使なのか？ 

彼にかかると、どんな人間も価値のある人間にされてしまう。それは彼が人を信じる力を持っているから。彼の人との関わりは、信じていればこその無視であり、過剰な称賛は必要がない。愛はその瞳に、そのキラリと光る笑顔から漏れ出ていて手で受けたくなる。彼は通じ合えると思えば言葉少なでも通じ合える。こちらが照れるほどの信頼や、仲間だよ！って輪に入れてくれる純真さには、あらゆる関わりに怖れを持ちがちで殻に閉じこもりがちなわたしでさえも『でへへ』と足をつっこみそうではありませんか。

さぁ、”あんちゃん”一家を彼のカルテから感じてくださいね！

わたしにご縁のある人たち。ということは、あなたにもご縁のある人たちのはずだもの。

いつもの多大なる応援とカルテのご提供に心よりの感謝を申し上げます。

和美

霊視カルテ

≪魂の性質≫

こだわりが強く、目標を決めるとそれに突き進みます。一度決めれば頑固で、一つのことを掘り下げて何度も確認しながら、執念深く、根気強く、研究をし続けます。

しかし、その執念の歩み方は周りには解りにくく、ある人から見れば、同じところでずっとぐるぐると廻っているだけのように見え、自らの悩みや葛藤に自爆しているかのように見えるのです。

自分の生き方に不器用さを感じ、他人からそう見られても、あなたは自分の軸を宇宙の真理の中心に突き刺したまま旋回し続け、自分の意志で止めることが難しくなります。その旋回は時に、正常さを維持しにくいほどに加速し、あなたをひどく苦しめもするのです。けれども、この回転には意味があり、ここから生まれる息苦しさ、頭痛のような痛みには大きな意義があるのです。

あなたの結論の出し方は少し変わっています。理論や思考で答えを出すのではなく、刺激と感覚で答えや真理を導き出すのです。旋回し、回転しているあなたの頭は、苦しみと痛みのせいで、ゆっくりと落ち着いて考える作業が出来なくなります。窮地に立たされると、これまでにはない領域に考えが移り、素晴らしい発想が導き出されるように、あなたはひっ迫した、いわばトランス状態によって、悟りに近い気付きを得ては答えを出し、次々アイデアを生んでいるのです。

しかし、それは他にわかりにくい性質として内側に隠し持たされまので、周りには明確にあなたの力が感じられにくく、何だかよくわからないけれど、何かを秘めているような、何かを動かしそうなパワーや強さを感じさせるのです。

そんなあなたの才能は、ずばり“高揚感エネルギー”の生成と貸与。あなたは不思議な悟り方によって自身で内なる希望を感じると、理屈を抜きにして説明の出来ない高揚感が湧き上がります。この高揚感を、さらに、みんなが通常“妄想”と感じる世界で、自身でうっとりしながら味わうことで、短時間に大事に育て直し、内なる高揚感エネルギーを発散してゆくことで周りに力を与えてゆきます。しかし、それは無償で与えるのではなく、あくまでも貸すという役割です。

あなたの持論は、自らことを起こせない者に無償で何かを渡しても、相手はダメになるだけだと思っていることです。あくまでも他に力を貸し、その代りに借りを返してもらうことで、周りにさらなる飛躍をさせようとするのです。

そうして得た自分への魂の役割としての見返りを、ただあなたの能天気さや運の良さと思う人たちもいるでしょう。

あなたが運の良さや能天気さを経験できるとすれば、それは他への高揚感エネルギーを周りに貸与していることの証明となります。

あなたは、高揚感エネルギーを生産しては提供する。それを繰り返し、自らの役目を無意識下におき、働き蜂のようにせっせと身を粉にして動き廻るのです。しかし、外にはその孤高の働きは高次元で高速であるため見えず、あなたの持っている能天気さや運のよさだけを見ている者から、もっと働けと尻を叩かれます。しかし、相手に怒るよりも自分の目標達成に夢中になるため、あなたはまるで疲れを感じとる器官を取り付け忘れたように、ひたすら動き回り使われ生かされることになるのです。

あなたの高揚感エネルギーの生産と提供はあなたの魂の才能であり役割であり、あなたの自身が生きることそのものです。あなたは高揚感エネルギーを放出（あなたにとってはガス抜き）する際に生じる新しいエネルギーで（いわば周りから見れば高揚感エネルギーの残りカスで）生きる力とするのです。

あなたにとって高揚感エネルギーの生産は生きるために必要なものですが、あなたは高揚感エネルギーそのものを必要としてはいません。残りカスが必要なのです。

あなたが他に与える高揚感エネルギーの性質とは、相手にもたらす、強気・魂の解放への導き・経済的報酬・笑い・悪ふざけする童心。そして、自分のための残りカス（高揚感エネルギーを他へ渡したことによって生じる自分へのエネルギー）にある性質は、好奇心、冷静さ、正義感です。

そんなあなたを今以上に動かそうとせっつくものが何かあるとすれば、せっつく人自身が自らの変革解放を求めているという解釈をしてください。あなたはただ使われ、ただ提供するだけ。しかし、他から利用され、頼られ、いじられる、それがあなたの存在意義と愛の表現方法なのです。

≪魂のクセ≫

自分の内なる世界で起きていることを外には表せず、理解してもらえない。このことにストレスを感じそうですが、あなたはそれよりも、自分がそういう答えの出し方や思考能力を持っていると気付かないことに最大のストレスを抱えます。このことは、あなたが周りとの軋轢にストレスを感じるなどどうでもいいと思える魂であり、自分自身の希望を感じ続ければそれで最高に幸せだと感じられる魂だということを示しています。

自分の性質を感じ忘れ希望を感じられなくなると、つい魂のクセとして、自分は理論的に考えられないダメな奴だと潜在意識で自分をいじめてしまうのです。

自分の事が大好きで、自分の天才的な思考方法が大好きであるにもかかわらず、自分のことを責めてしまう。このたった一つの作業によって、あなたの他にない天才的で個性豊かで、突拍子もない存在が全開放される道は閉ざされてしまうのです。

あなたが悩むときこそ、もっと自分が本能のままに生きることで全てがうまくゆき、宇宙人のような感覚で周りに理解する能力がないと、周りをダメな奴だと笑えるくらいのユーモアを想い出すべきなのです。

≪今世のテーマ≫

愛の表現を楽しむこと。くさい愛の表現を、ユーモアを交えて楽しむのです。眉唾ものと鳥肌ものの堺にあるような愛の表現によって遊ぶこと。

あなたは、周りの人たちが前へ進み自信を得たいもどかしさから、自分や誰かに依存しようとする相手の“抵抗”となることで、周りにとっての刺激となり、相手をイラつかせることで相手の抱える焦りや劣等感と向き合わすのです。

誰かがあなたにイラつき、感情的な面を出すとすれば、それは相手が、あなたが自分を満たすよう動いてくれることが当たり前と思っている依存心の強い者か、自分の力のなさに拗ねてあなたに甘え、あなたを見下しているのです。しかし、あなたは、いざとなれば手強い頑固さとリーダーシップで相手を厳しく跳ね除け、ドラマ仕立てのような情熱的なセリフで愛を表現するのです。マンガのようなドラマのような生き方。それこそがあなたの歩むべき道なのです。

あなたは、自分の人生を自由に拘りなく歩めるにもかかわらず、自分が周りにとって都合の良い存在とならないことに留意しながら、自分の生き方を決めなくてはなりません。まるですんなりと幸せにならないドラマの脚本を書くように、自分の人生を楽しく仕立て、周りに役を与えてあげるのです。

椋木和美