『いつまで経っても光が見えてきません』と言っているあなたの魂の本質を読み解くぞ。その1
うんと前にご依頼を受け、ご提供していただいた霊視カルテとメッセージレターをご紹介させていただきます。
その前に、メッセージとカルテをお渡しした後にいただいた彼女からのメールをまずは共有させていただきましょう。
彼女の人生、彼女と繋がるあらゆる因縁、そして彼女が手繰り寄せる経験を、わたしはドロドロな恋愛ドラマのように感じるのです。
彼女は人生の苦難や悲痛さに恋をしている。彼女は人間のあらゆる経験を欲し激しく求めてゆくように見えるのです。
彼女の魂が激しく求め、それに多くの何かが応えてゆく。そこにある苦難や悲痛さは表面的な意味しか持たず、ただそれらは、狂おしい愛憎と慈しみへの官能という浄化と昇華がある…。うむ、何だかわからないけど、そんな言葉で表現することが許される彼女の魂。
彼女の魂は、どんなに惨めだと感じるようなことが現実に起きたとしても、プライドを傷つけられることなど一切ないのです。むしろその苦しみを飲み込むのです。
彼女の貪欲な魂は、今後どのような現実を掴んでゆくのでしょうか。彼女のドラマにはまりそうで覗き見したい気持ちにかられます。
あなたには、彼女の特質や、彼女と繋がっている特別な世界がどう視えるでしょうか。
色んな側面を持つ彼女をそれぞれに感じ取ってみてください。彼女の魂の性質、クセ、テーマ。霊的な訓練を重ねている方々へのLESSONとします。あなたはきっと、何も感じないではいられないでしょう。彼女の魂は視られることをくすぐったく感じながらも、受け入れてくれるでしょう。
ご提供いただきありがとうございます。メッセージの共有を快諾していただきましたが、遅くなりました。あなたのその後を感じながら、メールとメッセージとカルテを共有させていただきます。
【いただいたメール(原文そのまま)】
私は小学生の頃「兼高かおる世界の旅」という旅番組を見てから海外への憧れを強く持つようになり
それ以来ずーっと他の旅番組もかかさず食入る様に見るようになりました。
「あらゆる国へ行ってみたい」と強く思い始めました。
「中学生になったら英語の授業が始まるんだ」とワクワクしていました。
自分で言うのも変ですが、小学生の頃の成績はわりといい方でした。
でもそれは中学一年の一学期まででした。
二学期頃から、あんなに楽しみにしていた英語が全く覚えられなくなっていきました。
「なぜ?」と不思議に思いました。ショックでした。
その上ほかの教科も覚えられなくなっていき成績はどんどん落ちていきました。
せめて短大へは行って、将来は海外に携わる仕事がしたいと思っていたので絶望感を味わうようになりました。
なんとか思考を切り替え、それなりに頑張ろう、楽しもうと学生時代を過ごしていましたが、
高校三年生の時、何かが“プツン”と切れました。
二十歳のころ知り合った男性と結婚し、息子が生まれましたが、その方は働かないとか
他にもいろいろあったので、すぐ離婚しました。
息子が生まれる少し前から、息子が10歳の頃まで実家に住まわせてもらいました。
その後は息子と二人で家を出てアパート暮らしを始めました。
子供を産んですぐ「子供のためにも働かないと」と思い仕事を探し始めました。
でも私も私で仕事が見つかってもすぐ辞めるという事を繰り返してしまいました。
そしてやっと事務の仕事に就くことができました。
「今度こそはやめないぞ」と自分を叱咤激励しながらなんとか続けていきました。
3~4年経った時には「やったー!やっと私も普通になれた」と嬉しく思ったりもしました。
ところが更に2~3年経った頃から、時々「理由もないのに襲ってくる虚しさ」
を感じるようになり働くのが辛くなっていきました。
そして働き始めてから14年半ほどで“燃え尽き症候群”のような状態になってしまい
会社を辞めました。
その時「私はもう一生働けないな」と感じました。
いま思えば「自分が本当にやりたい仕事をしてなかったから」
そして、このまま自分の周りの人たちと同じように「老後」の不安を強く持ち
「節約、貯蓄第一の生活をして行く」ことに強いストレスを持ってしまったためではないかと
思います。単なるワガママですね。
会社を辞めてしばらくしてから、親の目や他人の目も気になりだしたので、また仕事探しを
始めましたが、「働かないと」と思うとその度に「恐ろしい高い壁」が目の前に立ちはだかってきて
パニック状態になります。
その「恐ろしい高い壁が襲って来る」状態をなんとかしないと次へ進む事が出来ないので
そこを何とかしようといろいろやってきましたが、いつまで経っても「恐ろしい高い壁」は現れます。
それから私の実家は小さな田舎で農業をやっているのですが、
先祖代々の因縁というかカルマのようなものがとても根深いと思います。
「親子間の憎しみ」も尋常ではありません。
「私の父」の「父親への憎しみ」(私にとっては祖父)はすごいです。
(父と祖父はすでに亡くなっています)
それは父たちが祖父に子供のころ虐待されていたからだと思います。
私は物心つくようになってから、父と祖父が口を聞いてるのを見たことがありませんでした。
そういう私も、自分の“父”、“母”、“祖母”に対する「憎しみ」も強いものでした。
ちなみに祖父は孫には優しいというか害がなかったです。とにかく祖母がダメでした。
中学の頃にはすでに憎しみしか持てなくなっていました。
今ではほとんど憎しみは無くなりました。(と、自分では思っているのですが…)
私の両親、祖母は「世間体が何より大事」と言う人たちで、人目をとにかく気にし
「いい人」「家族中(親戚も含めて)仲良く見えるように」と常に上辺を繕う事にも一生懸命でした。
でも他人がいない所では、いろんな人の悪口を言いまくっていました。特に母が。
そして子供のことは、支配、抑圧、コントロールしようとする。
少しでも自分の意見を言うと、キレるか嘆き悲しむ。
そのどちらもイヤなのでだんだん親とは話さなくなる。
子供は「情緒不安定」になってしまう。
20代半ばのある日ふと
「私は小学生の頃からすでに精神病(うつ病なのか統合失調症なのか)になっていたんだな」
と気づきました。憑依もされやすいですし。
それと自分の容姿の醜さが嫌で嫌でたまりませんでした。
20代までは「私が不幸な原因は親のせいだ、先祖の因縁のせいだ」と思ってきました。
30代に入りいろいろなスピルチュアル系の本を読み少しずつ
「今の環境は自分が選んできた」という事を理解し、受け入れられるようにはなってきました。
私は子供の頃から「この家はおかしい」「この地域は自分に合わない」と思っていました。
でもそう強く思っているのは私一人だけで、周りには分かってくれる人は一人もいませんでした。
「私がおかしいの?」と悩みました。母にはよく「お前はおかしい」と言われていました。
私は「自分の考えを抑えて周りに合わせないと一人ぼっちになってしまう」
という強い恐れを常に持ち、相手に合わせてばかりいました。
ですが、5~6年ほど前から相手に合わせる事ができなくなってしまいました。
兄弟以外はほとんどの人と距離を置きました。
とにかく「働かなくては」と思うと襲ってくる「恐れ」を何とかし、働いて自立して、好きな事を見つけ、
そして時々「ハワイ」へ行って…。
という事を実現したいので、そのためにもまずは「目にするものはすべて自分」だと思い
そこで“気付き”を得、そして自分の中で“統合”し、“浄化する”という作業をしていく事が私には
必要な気がしてやってみています。
でもいつまで経っても光が見えてきません。「あっ、見えてきたかも!」と思ってもすぐに消えて
しまいます。
「これも自分が選んでいるんだ。自分にとって必要なことなんだ」
と思うのも虚しくなってきています。
和美さんのブログを見つけて拝見した時「私にはちょっとレベルが高いところだな」
と思ったのですが、今までとは違うメッセージを頂けるような気がしたので
思い切ってお願いしました。
彼女は私の仲間。
どこからどこまでもが共感というよりも、わたしそのものに感じる一体感に魂は歓喜します。
虚しさも息苦しさも、わたしたちが自分の世界を創り出す作業のためには欠かせない、愛しい要素なのです。
皆さんは、どんな感じ方をしていますか?彼女と私を感じるあなたのその感覚が、あなたの世界、あなたの本当の居場所を創り上げる作業となるでしょう。
和美
- 2016年03月10日 22:12 /
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