今日思うこと。
スピリチュアルなツールを現実の自分を見つめることから逃げることに使えば、あなたはスピリチュアルな可能性を閉ざされてしまう。
あなたが甘い目測で、『あなたには才能や未来の希望がある』というスピリチュアルな甘い言葉を受けとることは、あなたの魂を輝かせ生かす未来を捨ててしまうこと。
自分との向き合いや努力をせずに掴めるものは、スピリチュアルな世界にもないと知ること。
崩壊に向かうような世の中だけれど、一縷の望みを偽の希望に求め、スピリチュアルなツールで不安を取り去ろうとするような騙され方はしないで。
スピリチュアルなものたちも、働きかけを軌道修正させられるために、崩壊に向かっているように不安な人たちを巻き込む。
今日のような神聖なる領域に、安易にスピリチュアルな立場で癒しや浄化や希望を語ることは、決して私には許されない。
例え、世の中が崩壊に向かっていると感じ、何かを悟っても、何もない自分をみとめてゆく。
やっと冷静な目で見えてきた真実に、絶望と虚無感を感じたとしても、それを自らの崩壊に繋げないよう自分を保つ。
そして、これまで怖れていた崩壊に、共感する。崩壊は、正すことの始まり。
それは、何も出来ない自分をみとめてゆくこと。それだけで、そこに生まれるものは、おそろしいほどのエネルギーとして秩序と静けさを守ることになる。
自分の華々しい繁栄や才能を求めようとさせる何かに抗い、ただ何もなく平凡だと思う自分に課せられた重々しい魂の役目を守らなくてはならないのです。
そこからしか、もう何も始まらない。
何かをつかもうと躍起になっているより、全てを削ぎ落とされ失った喪失感に苦しみ、それでも生きる、それでも求めないという在り方に本当の救いが起こる。
本当の救いは、あなたが望み夢描いてきた華々しい世の中や、個人の繁栄をもたらさない。その意味や価値を理解できるかが、スピリチュアルな力となる。
繁栄(脅威)と感じさせるものに近づくくらいなら、崩壊(勇気と分かち合い)だと感じさせる中にわたしは居続け寄り添い合いたい。
和美
- 2016年03月11日 22:50 /
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