映画『君の名は』とスピリチュアル
ハンマーで、ガツンと叩かれたような。
それは、魂の記憶の重要なポイントを、目覚めのために叩かれるような感覚。
映画に関して言えば、それぞれの感性で想い想いの感じ方をすればいい。しかし、そう感じるのではなく、この映画は誰にも等しくそれぞれにとっての重要な場所をハンマーで叩き、等しく”記憶”を呼び起こす意志を持っているように感じるのです。
創り出された映画は生きていて、それそのものの、強い意志がある。
そうさせる監督の明確な目的意識を感じ。
隙のない完璧な作品は、完璧な球体を創り出すかのような緻密に計算された作業。
映画館に足を何度も運んでしまう人がいるのは、映画を観て、意識の中にある呼び起こすべき記憶を刺激されるからではないだろうか。
しかしこの映画の主人公のように、切なく探す記憶自体が何なのかを想い出せない。
そして何度も何度もそれは何かと想い出すために映画を観る。
何も感じ漏らさないようにするために、くぎ付けになり、主人公になりきる。奥深くで共感する。
記憶をたぐりよせては切なくなる。
過去の記憶も、未来の記憶も。
過去に起きたことを変えられないと思っている自分。
それは魂の奥底にある記憶を忘れているから。
未来の誰かの意識が変われば、過去の人たちの意識を変えられる。
それは魂の記憶を想い出したことで当たり前となる。
時空を超え、わたしたちは未来の、そして異次元の、存在の助けを受ける。
そしてわたしたちも、未来の、そしてより発達した異次元の存在に、何かを投げかけ成長させる。
この映画を観て想い出したわたしの記憶を、共感してください。
わたしたちが諦めようとしているものに、”終わり”などないのです。
諦めない限り、想いを意識の中に感じ続ける限り、その何かは動き続け、あなたを導き続け、あなたに感化されるのです。
だから、一時も忘れないで。
その希望とあらゆる意識への繋がりを。
その繋がりを感じる力こそ、スピリチュアルな錬金術。
神秘の力は意識を増大させ、光を吸いこみ、光を吐き出す。
あなたは、これまで、何を感じ続けていたでしょう?
日常に追われ忘れてしまった魂の記憶を、あなたは本当に消してしまったのでしょうか?
あなたの中で、決して忘れてはならない記憶があるはずです。
あなたの記憶を、わたしや誰かはずっと共有しています。
あなたの苦しみあなたの喜び、あなたの感動あなたの叫び。あなたの温もりあなたの涙。
言葉として共有し、感覚として共有し、共有させてくれたあなたにも、わたしの意識を共有してもらう。
わたしたちが繋がり、分かち合い、それぞれの刺激に感化されながら、わたしたちは、意識の光へと還ってゆく。
誰も信じてくれない わたしが見た真実を、信じてくれるあなたが必要
あなたも、誰も信じてくれない 自分が見た真実を、信じてくれるわたしが必要
誰も信じてくれなくて、涙が出て、どうしていいのか戸惑い続けて、
わたしがおかしいのかと思って、でも、それを真実と思う以外の生き方が出来なくて、
生きることを何度も挫折したことがあるような気がする
それでも、今、わたしを信じてくれるあなたと出会ったことは わたしの奇跡
スピリチュアルな錬金術が起こした、わたしの魔法
その魔法は、自分を信じ続ける力
どんなにあきらめかけても、自分を信じ続ける力があれば、わたしたちは
自分の世界を創造できる。
あなたが自分の世界を創造している姿も、わたしの真実。
信じて欲しいの
わたしが見ている美しい世界を あなたにも。
- 2017年02月23日 19:01 /
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