【解説】あなたは自分の生き方を理解出来ない人たちと、どう折り合いをつけ、ともに生きてゆくのか。
”今を生きる”、その言葉の深い意味を、彼は模索し続けています。彼が過去に迷い悩んだ日々を想い出すと、”今を生きる”という在り方は、自分が社会と馴染めずに見つけ出した一つの逃げ場所のようでもあったでしょう。
しかし、彼は、その逃げ場所にいながら、”今を生きる”というスピリチュアルな世界での上っ面な解釈にうんざりしていたのです。
そんな人たちと僕は全く違うのだ。そう想うことが彼を支えてきたとも言えます。
自分はここを逃げ場所にしたいのではない、未来に希望を持ち世の中の流れやしくみにそって順調に生きることが出来ないから、今を生きることの重要性を示したかったのではないと、彼の模索は長く続いていたことでしょう。
自分の居場所が見つからず、心地よく至福感のある在り方を見つけられないから“今を生きる”という在り方に自分は楽さを求めて逃げ込んでいるのではなく、“今を生きる”ことに切実に向き合いたいがためにこれまでの苦しみがあり、居場所を見つけられない生き方に傾いていったのかもしれない。
そんな気付きは、皆が思うような順調で正しい在り方にいつかは修正しなくてはならないと心落ち着かなかった彼を、こここそが自分の求める本来の居場所なのだと感じさせては、彼を穏やかにしてゆくのです。
あとは、そのような自分の気付きなど知る由もない周りの人たちと、どう関わり、自分の“今を生きる“を極めてゆくのか。
彼の確固たる歓びに満ちた”今を生きる”在り方は、周りの理解など求めない別次元で過ごしている姿となるのでしょう。
これまで彼がさんざんと言っていいほどしてきたこと。
未来を想像すると可能性などないと思ってしまう、未来を見据えて道を考えると気が重く何もしたくなくなる。
そのような生き方は彼にとって、そして、彼と似ているあなたにとっては、自己の魂の破壊ともなり消滅さえも求める負の力となるのです。
彼は自分の経験を通してあなたに、苦しみがあるならば、まずは、自分(の魂)を守ることを徹底的に行おう、そうしてその結果自ずと訪れる”自分にしか気付けない世界“があることを知らせようとしているのです。彼はそのために、自信を培ってゆくのです。
焦ることなどない、やがて自分の掴む在り方が、これからのぼくたちの、当たり前の在り方になるはずなのだと。
”今を生きる”、しかし、ぼくたちはそれとともに深く考えるのだ!
”今を生きる”意味を浅く捉えた自己満足に過ぎない在り方は、ぼくらの魂の成長、浄化をも止めてしまうのだ!
あなたも、彼と同じ世界で生きませんか?その世界はいつも、ひとりではないのです。
和美
- 2017年06月01日 22:17 /
Comment(2)
コメントありがとうございます
Kazumi
STさま
お返事が遅くなりました。こちらこそメッセージから多くのものを共有させていただきました。もともと自分の生き方に自信を持っている魂ですからね、しかし、その突き進み方を慎重により深いものとしたいからこそ、これまでの苦難、試行錯誤の人生に自ら足を踏み入れたのだと思います。よりSTさんらしい生き方を創り上げていってくださいね。応援しております!
- 2017年06月23日 20:46:54
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