【解説】この関係性、愛情の搾取!!! ん?それはあたしの魅力のせい!?
今世での学びがステージアップするとき、ふと気づくとそれまでの自分が感じてきた周りへの想いや受け取り方が、変わっていることがあります。
ひどく気になっていたことが気にならなくなる。
反対に、これまでは気にならなかったことがひどく気になるようになる。
好きだった人に違和感を感じ、会いたくなくなる。
それまで波長の合わなかった人を理解できるようになり、会うと波長が合うように感じる。
嫌いだった人の正しさが解るようになる。
変化してゆく彼女にとっては、これまでわずらわしいと思ってきた人間関係も、自分こそがその面倒な問題の解決を導き出すキーマンであり、橋渡し役であると気付くことになるでしょう。
それは、眠っていた彼女の才能や良い人柄が、大きな自信と包容力で示されてゆくことを示唆しています。
彼女が過去に興味を持ってきたこと(今となれば下らないと感じること)さえも、誰かの問題解決への道に大きく役立つことがあると気付けば、彼女は自分の人生に面白みを感じワクワクするはずです。
これまでの彼女のわずらわしさと感じていた全てのものは、彼女を動かし、彼女を整え、彼女の内なるエネルギーを整える力となっていたのです。
そうと気が付けば、せっかちな彼女は自ら面倒なことを買って出ては突き進み、これを生かした役割を見つけようとし、スピーディに問題解決を行ってゆくはずです。
彼女に面倒をかける人たちは、彼女の人生の貴重な時間とエネルギーをただ消耗させる人たちのようにも見えますが、面倒や手間をかける人たちが一切いなくなった時の何とも言えない淋しさや退屈さは、彼女の魂のお人好しから生じるもの。
彼女の人生は、“お人好しは損して馬鹿みたいだ!”と感じるステージから、“頼られればどんなことでも余裕で処理してあげる”ステージへと移ります。
それは、“お人好しな自分が大好きだ!!”と素直に想える自分が一番わたしらしいと気付いた瞬間があってこそのステージアップなのです。
「わたしは特定の人から図々しいほどに頼られて甘えられる。望んでいないのに必要とされるこの関係性、それは愛情の搾取だ!!損するばかり!!!」 そう叫びたかったのが以前の彼女。
いいえ、彼女は最初からこう想いたかったのです。
「それはあたしの魅力のせいなのね」と。
応えてあげましょう。しかし、以前のように嫌々負担に感じるのではなく、喜々として満ち溢れるエネルギーの解放のためにも。
「そのかわり、正義感のかたまりのわたしは厳しいこともたくさん愛を持って言うわよ、いいわね!」
それが条件となって、彼女はこれまで相手のためだと跳ね除けていた多くの人たちをまた引き寄せ、その逞しさで導いてあげるのでしょう。
椋木和美
- 2017年06月22日 20:54 /
Comment(2)
コメントありがとうございます
Kazumi
SHさま、こちらこそいつもありがとうございます!出逢ってから随分と経ちましたね。これからの歩みもともに色んなことを共有させていただければと思っております。よろしくお願い致します。
- 2017年07月13日 22:08:37
SH
日々色々あるけれど、平和や幸せを感じれることが多くなりました。
今の私たちがいるのはkazumiさんのお陰です。
この出会いに感謝しております!