懺悔する魂が全てを包み込みその秘めたる力を解放するとき
わたしにとって、とても懐かしくそして力強く支えてくれるような存在。それが彼の魂です。カルテをお作りしながら、魂の完成度に感嘆しました。
力と純度を保ちながらも、決して出過ぎず、支配的ではない。かといってカリスマ性がないわけでもなくほんのり怖さを滲ませる眼光。その絶妙なバランスは、きっと彼の現実の在り方にも否が応でも出てしまっている事でしょう。
カルテをお作りする際に魂を読み取る作業では、自分を全開放して待つタイプの方と、ちょっぴりドキドキすることで待たれる間に純度を高めて純真なる自分を再確認してカルテを受け取る方。その待つ時間と、こちらのお作りする時間と、その作業さえも相まって、カルテは意味を持ちエネルギーを秘めご本人に読まれます。彼の場合は、と申しますと。
息を止めて、姿を消した・・・。
のですよ、まったくもう。それが純なる核である自分だと良く理解しているから。
彼はどんなカルテを受け取るのか、どのようなメッセージを受け取るのか、すでに理解しているのです。
そんな彼から霊視カルテとメッセージを提供していただきました。これこそが彼の魂の目的。彼の生きる意味。
さあ、彼の思惑通り、ともに導かれましょう。それはつまり、彼に愛されることです!
彼はこれから、特定の人へ愛を注ぐことを、秘めた力を解放すると同時に自分に赦すでしょう。
その準備のために、彼との繋がりを望む魂(自分がそうであるかはカルテを読めばすぐにわかります。)は、彼からの愛をこのカルテとメッセージから受け取ってください。そして感じ取った愛をあなたというアクのつよーい魂に通して返してあげてください。それは、彼が特定の人に愛を注ぐ勇気としてあたえられるはずです。
Iさま、霊視カルテとメッセージをご提供いただき、ありがとうございます。
霊視カルテ
≪魂の性質≫
懺悔の魂。
あなたが存在しようとする動機は、悔恨、そして赦し。
あなたの魂は、宇宙のあらゆる存在のために悔い改め、そして赦しを乞い、全てを赦すことを役割とします。
真面目などと言う言葉で簡単に言い表せることのできないほどの真剣さで、目の前に起きる全ての現象、全ての人が秘めるわだかまりを溶かしては、救おうと尽力します。
けれども、その存在の在り方には恩着せがましさはなく、尽くすという同情めいたものもなく、ただそうすることが存在することなのだと魂の中では定義づけられているため、真剣ながらも淡々としています。
どんなに近しい人であれ自分とは無縁そうな人であれ、皆に分け隔てなく関わります。その姿は慈悲深さとなり、誰かを特別扱いしない冷静さとなり、あなたを落ち着きのある人物に見せます。
中性的であるため、父性にも母性にも偏りません。男性であれば母性が強く、女性であれば父性が強く、男性らしさ、女性らしさを求められる言葉にも在り方にも違和感を持ち自由でありたいと感じるのです。
よって男性として生きるあなたは、自ずと柔らかい印象となり、支配と感じるような主導権を握ることは好まず、陰から見守り、感情豊かに愛を表現するのです。
才能は、念ずる力です。しかし強さというよりは、物言わず佇むことであなたはその力を増し、問題を抱えることになっても結果的には自分の思った通りに事を運んでしまえるのです。しかし、強引さはありません。
この力は、窮地に陥るほど発揮され、冷静さと強さを見せつけることとなるでしょう。
現実的な能力としては、人当たりの良さ、冷静さ、人間関係の調整役があげられます。
≪魂のクセ≫
中性的である感覚は魂の奥底に持っているもののため、自分では不自然さを感じられず気持よくそうあれるのですが、世の中が求める“~らしさ”という役割や在り方を強く要求させられると、ひどく疲れてしまいます。
この疲労感は、世の中や周りの人たちが発している独特の価値観に対しての違和感を、魂の奥底で自己否定としたくないために必死で闘い、世の中の価値観が絶対的ではないと考え込むために起きるものなのです。
それは、何があっても自分を信じることができるかという重い問いかけを常に自分に向けることとなり、あなたに負担を強いるのです。それは、あなたが想像する以上の大きなパワーが必要なのです。
しかし、どんなに自分を疲労させても、自分の感じ方や闘い方を真っ直ぐに信じているため、その作業を止めることは出来ません。
そうして、このパワーを少しでも多く得る方法に気持ちは向かいます。
それは、自分の価値観と同じ人を“運命的”に見つけることへと向かわせ、周りからの圧力を、その運命的な出逢いを妨げる壁だと感じ、むしろドラマティックに高揚するのです。
そうして見つけた運命の人を大切にし、あなたは自分を信じる力をどんどん増してゆくのです。
言葉によらない、テレパシーのような相互理解と励ましが出来る人たちを引き寄せると、あなたは、新しい可能性を次々と手にしてゆきます。
しかし、これが皮肉にも、あなたの魂のクセとなります。運命的に解りあえる人と、それ以外の人たちをどこかで別世界の人と分けてしまうのです。
あなたにとっては、親であれ他人であれ、皆同じ“向き合うべき人”として感じ取るため、分け隔てなく、差別することなく相手と平等に関わろうとします。
その姿は、非常に親和的でありますが、極端に言えば、特別な親しさを感じさせない要素でもあるため、ある線まで友好的で親和的であるけれども、それ以上は特別に入り込んではくれないと感じさせ、淋しさも与えてしまい、あなたが運命的な人だと思わない人があなたに近づこうとすると、あなたのことを、感情も情緒も、ある種の鈍さがあると感じ、未発達なコミュニケーション能力だと欠点と捉えかねないのです。
そうして、あなたの魂は、つねに「自分を正しく理解されづらい」と感じています。
人に与える淋しさ、そして、自分が感じてしまう淋しさも、あなたが抱える魂のクセでもあるのですが、それこそがあなたの悔い改め、赦し赦されるという尊い生き方にも繋がるため、単純にその淋しさを取り去ってしまえばいいとは言えないのです。
そして、この複雑なしくみが、さらなる魂のクセとなります。それは、生きとし生けるものの浄化を魂の奥底から求め行動に移しつつも、自分自身が背負っているものを取り去ってクリアになってゆくと歩みが終わってしまうようで、どこかで拒みたくなり、赦しのために霊的に祈り唱えつつも躊躇し、発展を感じると受け入れを拒み祈りを止めたくなるのです。
≪今世のテーマ≫
家族を持つこと、家族を愛すること、家族を赦すこと、家族を諦めないこと。
あなたの今世の人生は、自分の憩いの場を家庭にすることです。あなたを愛するものを受け入れ、愛を与えられることを喜び、家族を頼ることを目標ともしています。
あなたの魂の性質上、どうしても、一方的に愛を与え、役割に徹することとなりやすいのですが、今世では自分の求める大切な人と家庭を築き、そここそがあなたのエネルギーの源になっていると知り、決してその関係性を諦めず、あなたの魂が背負っている苦しい記憶は、家族との関わりの中で昇華し、納得させられると知ってください。
それと同時に、あらゆる意味での“独立”を心がけてください。
あなたの中性的な性質は、誰かと共同で何かをすることで生かされる場面が多いのですが、あなたは、“特別な人”意外とは一線を画していたい欲望があります。
それは、傲りでもなく、人間嫌いでもありません。あなたの独立心であり、あなたの真実を共有できる人とエネルギーを分かち合うためなのです。
人と距離を置きつつも、人と友好的な関係を保てる自信にみちていたいのです。
人に近寄ることでではなく、人と距離を保つことで、あなたは自分を想い出し、自分を愛する力を増してゆくでしょう。
椋木和美
- 2017年07月06日 21:00 /
Comment(1)
あき
はじめまして。
こちらのカルテに畏れ多くも自分事のような シンパシーを感じ
癒される感覚がありました。
シェア頂きましてありがとうございました。