話し下手は、聞き出し上手!?エピソード②
(※実に下らないお話の続きです。)
初めて大人の人と飲み会をしたのが、この趣味のサークル。
ここに参加した時、自分のコミュニケーション能力にひどく落ち込んだものです。
世間知らずで、知識不足、語彙不足、おまけに相性のよくない人に対しての人見知りはひどいもので、何を話していいのかさっぱりわからず、時々大人げなく逃げたりもする。ぐったり。
悩んだ末、そこで覚えた方法が、【とにかく人の話を聞く!】
これは本当に話すことから逃げる方法だったのですが、大当たりだったんです。
人って、自分のことを興味持って聞いてもらうと、とても喜んでくれる。それにちょっぴり感動、確信した経験でした。
しかも、わたしは出来ないことがあまりにも多く、知らないこともあまりに多く、大概の人の話を、「すげー」と心底聞けたんです。
たまたま教師の方が多いサークルでしたので、話し上手の人も教え上手の人も多くて話下手なわたしは大助かり。
そういう手を覚えたわたしは参加し始めの頃、その趣味のサークルの飲み会で、前記事登場の”存在感が薄く冴えない気の強い”彼女がポツンと淋しそうだったので、話しを聞いてあげたことがあるのです。その時彼女は、たまたま昔の彼と別れそうな状況だったために、静かに話していたかと思ったら途中で「どうしていいのかわからない!」と泣き出したんです。もちろん、お酒のせいもあったのですよ、わたしには、泣いているところをそのサークル内にいる彼に見せたかったんだと思えてならなかったのですが。
その時に学生の頃からお世話になっていたサークル幹部の男性先輩に、
「お前はまたぁ、人のことに首つっこんじゃダメ!!」と説教されちゃったのです。
何故か、そういう話に、してしまうのです、わたし。
ちょっと軽く話す、ということが苦手。微調整無理。
それは自分のことを話すのが極端に苦手だったせいもあるのですが、人の悩みに、、、、興味が出ちゃうんです!
その時のわたしのあだ名は
「聞き出し上手」
本当に皮肉たっぷりに、「あーた、本当に聞き出し上手よねー。」と。
「あー、もう、うっかり喋っちゃう!」と。
反省しつつも、なかなかそのコミュニケーションの取り方しかとれなかったわたし。その言葉を何だか嬉しく思ってしまうわたし。それしか、必要ともされない気がして。
中学の同窓会のときも、
「(当時)全然喋ってくれなかったよねー」と言われ。
「ごめんね、あの時(今もだけど)コミュニケーション能力にかなり問題があったから」
「っていうか、そもそも私と話したいと思わなかったでしょー??」と
被害妄想酷く、身もふたもないこと言って相手を困らすわたしなのです。
せっかく話しかけてくれたのに、さらっと上手に賢く聞き流せないよねと、いつまでたってもコミュニケーション能力に劣等感の強い私。
一度友達をたくさん作って話し好き!のようなわたしになったこともあったけれど、やっぱりそこには落ち着かなかった。
あなたも、話下手だったり、適当に話せないことに悩んでいたら、人の話を聞きだす素質、あると思います!
聞く力、あれで養えましたから。
そもそも霊感と言うより、話を聞く力って、やっぱり、相手への興味。相手への想いでつくのだと思うのです。
懐かしいおバカな昔話。
くだらないお話でした~。
(おしまい)
和美
- 2017年11月12日 21:30 /
Comment(1)
SH
くだらんくないよ、おもしろかった~