楽観性と悲観性の絶妙なるスパイラル
久々の霊視カルテとなります。(メッセージやカルテをたくさん提供していただいているのですが、なかなか記事に出来ず申し訳ないです。)
本日のカルテの提供者Takeさんの魂について少しふれて、カルテを共有していただきたいと思います。
彼の魂は、このカルテを読むだけで大変厄介な要素を持つことがわかります。
それは、外側に見えているエネルギッシュな要素からは想像もつかないほどの内面を持っていること。
その内面とは、非常にロマンティックで利他的で、愛のために生きるような情熱でもあります。
外側に見えている、エネルギッシュな楽観的な要素は、この内面の”愛”を体現しているものでもあるのです。”愛”のためなら、最も確実で最も早い道を探し出すことに彼はわき目もふらず突っ走るでしょう。
けれども、愛の遂行のためのその行動も、周りにはただ自己実現のためなら手段を選ばずおいしいとこどりで自己アピールの長けているTakeさんと映るのです。
しかし、彼の強みは、このように周りに見られかねない自分の要素や周りの意地悪な見方に、全く気が付かないということなのです。
だって、彼に見えているものは常に、自分の中の原動力となっている”愛”なのですから。
”愛”のためなら ♪アアン、ア、アンアン♪ と、調子が良ければこぶしもまわしちゃうよってな感じて演歌っぽく歌い自らをご機嫌にできる。
”愛”って深刻になりがちなのですが、Takeさんの”愛”はどこかコミカル。
彼は今世で光の中に潜む”闇”を学ばなくてはならないようですが、彼がどんなに人間の”闇”(例えばそれが自分に対しての嫉妬や苛立ち)を見たり感じたりしても、彼はそれを知ったときにまた楽観性を発揮させ、”闇”さえもコミカルにとらえ、そうして相手や状況の深刻さを”ないもの”としてしまえるはずです。
深刻さを創り出すものが、目の前のものを深刻にする。
愛を創り出すものが、目の前のものを愛に変える。
すべてに愛を見出し創り出すことが容易ではない今の現実世界。
その深刻さのなかに、彼は自分の得意である愛と楽観性によって”闇”と感じる世界を包んでゆくのでしょう。手強い”闇”も彼の楽観性にかかってしまえば ”闇”を示し続けるのが馬鹿らしくなる。
そうして”闇”は、”闇”を深刻化してくれるものの元へ、”闇”を深刻化する世界へと ”闇”の言う”愛”を示してゆくのです。
あなたがもし彼と同じ要素を自分が持っているかもしれない!と感じるのであれば、自分もこのようにみられているのではないかとカルテを読み、自分を客観視しましょう。そこから癖やテーマを深く共有してください。
そして、『楽観的なもんで自己実現を果たすとうっかり浮かれ有頂天になるも!絶妙なる悲観性によってその有頂天を戒めるオレって、すごいだろ~』ってタイプに嫉妬したり振り回され呆れちゃう方は、嫉妬しても彼らはそれを『そんなオレってすごいのかもぉ~』って思うだけなので、この性質を少しでも見習って真似しちゃいましょう。真似し過ぎた!と思ったくらいであなたはちょうどいいはず。そうしながら、”闇”からの”愛”を全身で受け止める担当役として自らを膨らませましょう。
Takeさん、カルテのご提供ありがとうございました!
椋木和美
Take 様
霊視カルテ
≪魂の性質≫
あなたの魂は、楽観性を武器に人生を整えます。そして、それと同じように悲観性をバランス良くあわせ持ち、自他を整える役割を果たします。
楽観性と悲観性を非常に上手くコントロールし扱うことが、あなたの最たる特性となります。
楽観性を持つことにより、あなたは、自分や自分を応援してくれる人、またはその環境はどこであるかを鋭いアンテナで見つけます。それだけではなく、心からそれを信頼できるのもあなたの魅力となり、その関係性から生まれるさらなる前向きさやバイタリティーで、自分がしたいことを素早く達成させてゆくのです。
しかし、あなたは楽観性だけで生きるのではありません。あなたの魂はその裏にある悲観性をも人生に持ち込み、多方面から深みを持って、人生を貪欲に歩もうともするのです。
悲観性をもつことにより、あなたは、苦悩する誰か、不特定多数の救済に臨もうとするでしょう。悲観性は、あなたにとっては、自分の自己実現での有頂天を戒め、感謝の心とし、なおかつ、悲観的な状態を救いきれない人たちを探し出しては拾い上げ、自身の楽観性にしっかりと支えられた実質的な知恵と行動力でサポートするのです。
楽観性、悲観性、そのどちらにも片寄らず、感情移入しすぎず、あなたは利他的な救済のために自己実現を果たそうとします。
才能は、皆をやる気にさせて引っ張ってゆくカリスマ性と、良い意味での自己没頭で周りを気にせず、周囲からの嫉妬や嫌がらせなどの邪魔(邪気)を吹き飛ばすエネルギーを持つこと。
少々思い込みが激しく時にワンマンとなりやすいですが、あなたはそれにより助けられてもいるのです。
≪魂のクセ≫
あなたの楽観性は、楽観的に生きれない者達やそう出来ない環境から見れば、打算的で、利己的で、信用できないと見られてしまいがちです。
もちろん、あなたは単なる楽観性だけで生きているのではなく、むしろ、人生における悲観性をクリアするための準備として、自らの楽観性を生かしているともいえます。
ただ、悲観性の中に埋もれてしまった人や環境においては、あなたのその深みや利他的な面は見えずらいようです。
そのため、あなたは、自分の楽観性により人生を整えながら、いざ本当の目的である悲観的な場所、悲観的な人たちを整える作業に踏み込もうとしますと、大きな抵抗を感じてしまうのです。悲観的な場所や人たちは、あなたの楽観性を理論的に証明し、優しく諭しても、びくともしない世界に浸り込んでいると。
そんな現状を目の当たりにしたとき、あなたは自身の楽観性の意味がわからなくなり、目標や利他的な愛さえぐらついてしまうのです。
そこで、あなたは始めて自らの悲観性を完成させることとなります。
それまで感じていた自分の悲観性は、いかに甘いものだったかを知らしめる現実は、あなたを大きく惑わせます。自信を喪い、自信が過信ではなかったかと思わされることで、あなたは真に楽観性を喪いかけます。
これがあなたが陥りやすい、ダメージです。楽観性と悲観性をバランスよく保っていた自負を揺らがされることにより、あなたは自分が何者であるかがわからなくなり、鬱々とする自分を直視できなくなり、全ての現実から目をそむけてしまうこととなりやすいのです。
そんなあなたを救う手だては、家族。若しくは家族同然の仲間です。自己実現達成のため家族との繋がり方、家族を持つことが希薄となりがちですが、それは自らの魂が望んで選らんだ道と自分を肯定し、真の理解者を信じ、自分をしっかりと立て直せる自分を信じれば、全ては報われてゆきます。
≪今世のテーマ≫
あなたか真に満たされるための自己実現を目指すこと。
そのためには、あなたは、真の楽観性、真の悲観性とは何かを模索し続ける必要があるでしょう。
それは、つまり、人間の真の光、そしてまた、人間の真の闇を見るという体験を必要とされます。
あなたには、冒険心があります。
あなたの愛による救済を拒絶される場合は、自分が何のために自己実現に没頭してきたのかとしょげることで終わらず、救済への想いを一旦打ちきり、自らをさらに拡大することに邁進すれば良いのです。
自己を膨らませた先に見える世界も、また、闇であり、悲観性に満ちた世界であることを見るためです。
その経験により、あなたは、闇も光りもわけることなく混同していること、楽観性は悲観性であり、悲観性は楽観性であることに、真に気付けるのです。
そうして、あなたは、自分にとっての真の自己実現が何であるかを知れるのです。
椋木和美
- 2018年02月15日 22:02 /
Comment(3)
コメントありがとうございます
Kazumi
Takeさん、こちらこそありがとうございました。お忙しい中コメントありがとうございます。”闇”と対峙中ながらもどよ~んとしないので、さらなる闇で威嚇されそうですね。何でも来やがれい!でどうぞ本領発揮してくださいませ♪
- 2018年03月11日 19:01:47
Take
しばらく振りにじっくりと読み返しました。
楽しい、ということが、何かをやるうえでとても重要だと考えています。
そういう意味でコミカル的な要素は、必須ですよね。(笑)
< 深刻さを創り出すものが、目のまえのものを深刻にする。
まさにその通りですね。
慎重さは大事ですが、むやみに悲観的な事を考えても状況がより良くなっていく訳でもなく、あまり意味が無い事だと思います。
特にネガティヴな行動の一つである取越し苦労、余計な心配は、全く不要な事の一つだと思います。
これについては、私がどうこう言うよりこの動画を聞くのがいいでしょう。
https://youtu.be/QbBUUCSdlgg
- 2018年11月25日 02:43:10
Take
Kazumiさん、霊視カルテ、共有していただき、ありがとうございます。
書きたい事がいろいろあるのですが、今、”闇”と対峙しております故、後日改めてコメントさせていただきます。
『”闇”を示し続けるのが馬鹿らしくなる。』という状態はいいですね。
まずは、御礼まで。