気付きと変容をもたらす第二波、第三波はきます。備えておきましょう。
意識の変容を促す第二波、第三波はきます。
しかし、怖れることはなにもありません。悠然と構えて備えておきましょう。
もうずいぶん前(5月)にこの記事を書いていましたが、みなさんの不安を煽るため記事のアップを控えていました。”第二波来る”、”災害も来るぞ”などといったスピリチュアルな情報はわんさかありますから。
わたしは意識で語り続けています。言葉はいつももどかしいけれど、意識は大きな概念や想いを簡単に即座に全体意識に伝えることが出来ます。感じてくれていましたか?
以前の記事でお伝えしたように、いますべきことは【最悪の事態を想定しておく】ということ。これさえも、かなりきついと感じられるようです。特に先行きの見えない状況を抱えている方にはきついでしょう。けれども、繋がっていただいている方たちは、一緒に踏ん張ってそれをしてくれています。
【最悪の事態を想定しておく】ことは、意識の変容をこれでもかと促される流れの中では、避けては通れぬことであり、強く在れるための最善の策となります。最悪の事態を想定することで、実際に最悪な状況を迎えなくても目覚めを促すことが可能なのです。最悪のことが起きたかのように感じていると、目覚める。人間にとってはすべての最悪の事態は目覚めるためのものですので、先に激しく目覚めておけば、最悪の事態が訪れない可能性は非常に高いのです。う~ん、そんな種明かしをすると目覚めが弱くなりそうですが。とにかく、不安でたまらないのなら、限界だと言うところまで感じてみてください。あなたの限界は、もうちょっと上まであるのです。本当の限界を超えた時に、ぽんっ!と目覚めたりするんです。騙されたと思って…暗い気持ちで『これじゃあマイナスを引き寄せる!』と思ってみてください。暗い気持ちでいるのも不安でいるのも、茶番だと気付く瞬間があります。
わたしが目覚めを起こしたとき、想像をしたこともない最悪の事態がこれでもかというほどに短期間に降りかかってきました。
本当に最悪の事態がきたとき、そしてそれをどうにかしなくてはならない時、人は泣きません。泣けません。「どうするわたし」とこれまでに感じたことのない冷静なエネルギーで満たされ、ものすごいスピードで問題を処理したり、それまでに包まれていた焦りや不安を冷静さが一掃し始めます。あの感覚は今でも忘れません。哀しみも不安も興奮も高揚感も安堵感も、なにもない感覚。わたしにとっては、あれ以上の最悪の事態はいまだにありません。
ひとは窮地に陥ると目覚めを起こしやすいのです。しかし、その窮地は、つねに不安定で堕ちてゆく道とともにあります。一歩間違えれば這い上がることが難しい場所にゆきます。憎しみと怖れに包まれるのか、新しい意識のはじまりとなるのか。わたしはそれを見極められる、その道を歩んでいる人がもう少し頑張れば目覚めに行けると解ります。だからこそ、もう駄目だと弱音を吐く誰かにそれを伝えサポートしたいのです。その相手は過去のあのときの自分なのです。
そして目覚めれば、気づきます。わたしはなぜあのような経験をしなくてはならなかったのかと。それは、同じ道を歩む人たちの目覚めの手助けをさせてもらうためだと。 あのときの自分を未来の自分が助けるのです。この体験を多くの魂にして欲しいと思っています。
(話は逸れますが、この過程で一番困難な目覚めは、きっと愛する人を亡くした哀しみを体験し続けなくてはならない人たちだと思います。そのときは涙を出してください。それが目覚めるためには必要な魂なのです。)
コロナ禍で多くの人たちが疲れています。カウンセリングをしていても、ストレスを受けて不安定になっていることに気づかない方もたくさんいらっしゃいます。そんなときに追い打ちをかけるように何かが起きたひとたちは、いつもより不安や動揺も大きくなり、時にはいつもなら絶対にしないことをしたり、判断を間違えたりもします。
「視えるもの感じるものをありのまま伝える」と宣言したものの、そのような状況で、なかなかそれは受け入れてもらえない(感情をぶつけられる)という現実もあります。どのタイミングで真実を伝えるか、いつも以上に冷静に判断しなくてはなりません。コロナ前でしたら、10年後に伝えようという設定も出来ますが、それはコロナ後では成り立ちません。
情報が後だしのようになっていますが、お伝えしてゆきましょう。
第一波を乗り越えた。それが意識の変容の本番ではありません。これから起きるであろう第二波、第三波を迎えたときのわたしたちの在り方、そして意識の変容こそが、本番への突入となります。
そうはいっても、第一波で”大打撃”を受けたことで、一足先に意識の変容をし始めた魂もいます。
彼らは、彼らの本質を良く知らない誰かの目には、可哀想で堕ちていった人に見えることもあるでしょう。
しかし、彼らの意識はいま、違う次元に突入しています。これまでに見たこともない世界を体験できています。この異次元への誘いは、彼らの意識を一気に変容させてゆくこととなります。
彼らは、第一波で変容できる準備が出来ていた魂です。
地獄と天国を短期間のうちに見たり、絶望の最中に閃光を見つけ、尚且つそれが夢物語ではなく確かな現実として現象を巻き起こします。不安定さが残る意識に、その奇跡的な流れは非常にインパクトのある体験となり、さらに意識の変容を促したり、思い切った行動に移せることでチャンスを掴めます。
一見、堕ちたと思われた魂の中に、スピリチュアルな全体意識の変容を手助けする導き手が混ざりこんでいます。おそらく自分はそのような役割を望んでいまここにいるのだと魂の奥底から想い出されていることでしょう。
彼らはこれから目覚めなくてはならない多くの人たちを導きます。コロナ禍でということだけではなく、今この世の中の流れでものすごい体験をしていらっしゃる魂は、それがくる以前に【いまの在り方は限界だ】という意識を持っていたはずです。それはすでに目覚めを予期しているからです。
第一波でストレスに慣れてきた人もいるでしょうが、第二波は、第一波よりもダメージを大きくさせます。経済へのダメージもそうですが、精神的な絶望感や不安は、第一波で疲弊した心身により大きなダメージを与えます。
どこかで自分の不安定さを誤魔化していた人は、第二波の怖れや不安に覆われた時に、第一波で感じた絶望のイメージはまだまだ小さなものであったことに気付かされます。
これから第二波、第三波がくる。
そう想定して準備をしておくことが、わたしたちのダメージを最小限にします。尚且つ、あなたの本質が浮き彫りにされるのです。もちろん、上質の本質がです。
第一波で必要だったことは、辛抱すること、希望を持つこと、人類の可能性を感じること、そして、自分の本当に望む生き方や在り方を感じることです。
ここからは、さらに冷静に未来を感じなくてはなりません。そして、その未来が決して絶望ではないと知らなくてはなりません。
あなたはこれから起きるすべてを受け入れます。そして、それを受け入れることで本質を膨らませ、意識は増大します。
これから起きることは、目覚めです。
覚醒した意識で、わたしたちはこれから、新しい世界を創り出すのです。
椋木和美
- 2020年07月09日 21:53 /
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