これからの流れ【2022年7月】

【※2022年7月10日にセミナーでお伝えした”これからの流れ”です。】
 

以前お伝えしたように、あなたが目撃することなる世の中の動きとは、様々な問題が急スピードで広がり深まってゆく世界です。 

しかし、それは、これまで見えなかったものが見え始めただけであって、目にする問題の火種はとうの昔からあなたの目の前にあったのです。

隠そうとしていたものは、油断してか、故意にか、表に出てゆきます。

人間の意識の低迷は、残念ながら加速し続けています。

意識を下げた人も、そうでない人も、互いに影響を与えながらジワジワと侵食されてゆき、これまでにない意識を創りあげてゆきます。影響が悪い方向であっても、良い方向であっても、それはやはり、互いに息苦しく感じる意識になります。

そのような、暗く重く迷走する全体意識の中で踏ん張り続け、人類の意識の底上げに一役かっているのが、あなたなのです。

大袈裟に聞こえていた、人類の意識の底上げ。しかし、あなたがその役割を果たしていることは、いまも、そしてこれからも、リアルに感じ納得させられる場面(経験)が多くなるでしょう。

あなたの内なる変容と、外の世界である世の中の動きは、加速しながら深い関係をもってゆきます。

あなたは周りに起きることに巻き込まれないよう、またその解決を図るよう、冷静にならざるを得なくなります。

結果的に、世の中で起きることをますます他人事のように感じ、未来の自分がそうならないよう、そのようなことに巻き込まれないようにと、まだ侵食される気配を感じないうちから、防御に必要となる【感情をコントロールする力】をさらに沸き上がらせてゆくことになります。

これから様々な場面で、世の中の問題や、自分と関わる人々の意識の低迷に巻き込まれながらも、あなたはそれらに対応する(対応できる)自分に高揚感を持つはずです。

今という時代、これからという未来は、人類の感情コントロールを非常に難しくさせると肌で感じ、あなたは、人々が吐き出す猛毒入りの感情に揺さぶられながらも、必ず最終的には学びを得て感情をコントロールしてみせる自分に、自分という魂が特別であることの真の意味を理解することになるのです。

あなたはきっとこの真実に興奮し、身震いすることでしょう。そしてすぐさま、それがとてつもなく大きな責任や負荷となることにも気付き、この先に待ち受けるハードな意識の体験に、固唾を呑むかもしれません。

しかし、もちろんこのハードさこそが、自分が到達したい意識や現実を手にすることだと目を輝かせるのです。

あなたはこれから、このような目覚めへの興奮と不安をミックスさせたような感覚を体験しながら、それによってやる気を奮い立たされます。

これからあなたの意識には、自分をゆるませリラックスさせる自信が生まれ、そこに覚悟を付け加えてゆきます。

なぜなら、人類の意識を美しく強く在るべき方向へと導く魂には、試練と孤独感がつきまとうことを感じるからです。

この先、あなたが意識を高め、全体を見通せるようになればなるほど、あなたの知り得たことは身近にいる人たちには理解できない、新しい世界の常識や情報となります。

あなたはきっと温もりを感じようと、知り得た感覚や情報を、誰かと共有したくなるでしょう。

しかし、それは逆にあなたを淋しくさせる体験になるかもしれません。

あなたが知ったこと、見えたもの。それは秘めなくてはならないと気づかされるのです。そうしなければ、理解しがたい、理解してくれないという意識に、自分も周りも疲れてしまうのだとわかるからです。

メソッドで何度もお伝えしているように、目覚めた自分、知り得た真実を秘める、これがスピリチュアルな奥義です。

真実を伝えたいと考え行動したことが、誰かを苦しめ、誰かを疲れさせ、誰かを弱らせることになると、あなたは体験させられることになるかもしれません。

 『これほどまでに素晴らしい真実であるのに!』と、あなたはなかなか諦めがつかないのです。

けれども、優しいあなたは、理解できない人々にジレンマを抱えながらも、自分も周りも傷つけてはならないのだと悟るところに、必ず自分を導くでしょう。

そうしてこれまで以上に、自分の知り得たものを皆に知って欲しいと願う強すぎる愛をコントロールすることを覚え、知り得た真実を投げかける正義感を封印し、その濃厚すぎる知恵と経験を自分だけのものとし、次元の違う自己コントロールをあなたはひとりで目指すのです。

そのときのあなたは、それまでの”我慢”という概念を、感情のアップダウンを繰り返しながらもコントロールし、必ずや撃ち破ります。

それを乗り越えてこそ、あなたの真の喜びと穏やかさは得られ、これまで以上に優しく強くなるのです。

それは次元を越えた優しさであり、強さです。

あなたは必ず、そこへたどりつくのです。

 

椋木和美

  • 2024年11月02日 21:55 / Comment(0)

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