これからの流れ【2022年8月】
【※2022年8月12日にセミナーでお伝えした”これからの流れ”です。】
スピリチュアルな視点で読み取った、あなた(わたしたち)の未来についてお話ししましょう。
あなたはいま、スピリチュアルな意識を高め、新しいステージの経験を積んでゆこうとしています。
そのなかでも選りすぐりの体験を、あなたは掴もうとしているのです。
あなたは、スピリチュアルな意識に触れようとしなかった人々よりも意識を高めたぶんだけ、視野を広げ、より高い位置から関わる人々を見るようになったのです。
あなたの意識の高まりや広がりが、真実を見通す力を強め、あなたは見る世界を変えてしまいます
知っておいてください。
この視野の広がりは、あなたが関わる人々にはないということを。
あなたは、目の前の人々よりも、意識の世界も、霊的な空間も、それを反映している現実の世界も、より深く見通せているのです。
スピリチュアルな意識が高まり、その高い意識に長く留まれるようになると、あなたはその意識を特別なものとは認識しなくなるでしょう。
そのため、つい、周りも自分と同じ意識で物事をとらえ反応することが当然であるように、要求するようになります。
あなたは無意識のうちに、自分が到達している意識と同じものを、周りや現象に要求するようになるのです。
そのようなあなたの意識が、スピリチュアル的に見てまだまだだと非難しようというのではありません。
むしろ、周りへ同じ意識を求めようとするあなたの純真さを、褒め称えたいくらいです。
周りへ期待ができるのは、あなたが周りに対し、自分と同じ意識をもてると信頼しようとしているからです。
あなたは彼らの中にある、今の彼らが持てる最高レベルの意識を、彼ら自身で感じるよりも先に、可能性として感じ取ってあげているのです。あなたが自分にそうするように、彼らの中にある高次元の意識に触れてあげようとするのです。
『わたしの考え方、捉え方、在り方、もちろん君にもわかるよね!』と。
あなたという魂は彼らを高く評価できるのです。
その深い愛、信頼する力、ともによりよい人生にしてゆこうと思う前向きさと責任感で。
あなたはとても優しいのです。優しすぎ、彼らを高く評価しすぎるのです。
あなたとご縁のある人々ですから、確かに信じて差し上げるべきでしょう。
しかし、あなたが評価しすぎた彼らの意識の実力は、まだまだ乏しいと認識してください。
むしろ、あなたの意識の広がりや高まりに相反して、周りの視野は狭まり、意識は低迷しているのです。
それは、彼らの意識がうんと高まる前の、覚醒前に起こる低迷や下降かもしれませんが、あなたの意識の高まりに、周りはまだついてこれてはいないのです。
あなたに過大評価をしてもらえることを彼らは喜ぶどころか、まったく褒めずに要求だけしてくるスパルタめ!とプレッシャーに感じ、ときには自滅してしまいます。
彼らは不満をもらし疲れきって、同じ意識を持つ低迷した人々がいる場所を温かいと感じ、そこに逃げ込むでしょう。ここにいる人たちこそ、真の優しさと愛に満ちていると。
それが彼らの本当の居場所であれば、彼らは自分と同じ意識や在り方をしている人々に安堵し、自分の居場所を見つけたと感じるでしょう。あなたの予想通りに、いずれはその仲間に足元をすくわれ、さらに苦しくなっても、彼らは自分にとって都合の良い人や場所へとただ逃げ込んだことにも気付けないのです。
しかし、本当は意識を高めたいはずの魂がそこへ逃げ込めば、いつかは、厳しく感じた過去のあなたが、いかに意識が高かったのか、そして自分は楽な場所へ逃げたのだと、ツケがまわったときに気付けるのです。
意識が高まり広がり続けるあなたも、意識が低迷し視野が狭まる人々も、わずかな意識の変化からすれ違いが始まります。ですので、最初はなかなか互いの意識の違いに気付くことができません。しかし、それはじわじわと、そして確実に、あなたと向き合う人々の意識を大きくひき離してゆくでしょう。
あなたは、いつの間にか周りに要求や期待をする自分になりますが、そうなった自分に気付くことができません。
気付き始めたときは、すでに、意識はかけはなれ、相手に何を求めても通じないことにあなたは愕然とするのです。
あなたが高く見積もった彼らの意識が思った以上に低いのか、はたまた、あなた自身が驚くほど意識の次元を上げてしまったのか、それに傲ったからなのか。またそのどちらもなのか。
あなたには、自分のスピリチュアルな高まりについて、もっと自覚せねばならないことが次から次へと起きてくるでしょう。
自分の周りへの要求は高すぎるのかと思わされることや、ままならないと頭を悩ませることが増えるかもしれません。
次の目覚めへと早急に導かれるために。
この流れを理解しながら、これからあなたは自分とご縁のある意識のかけはなれた彼らと、どう向き合うかを考えるのです。
ここには、正しい道は存在しません。
あなたがどのような経験を選択するか、それだけなのです。それはあなたの目の前の課題でもあります。
あなたの足を引っ張る彼らを意識の中でも現実的にも切り離し、あなたは孤高の魂として、自分の前と上を見て突き進むと決めるのか。
意識の低迷を止めることの出来ない魂を見捨てず、育て、見守る術を模索しなおし、叱咤激励しながら共に成長するのか。
どのような道をあなたが選んだとしても、意識の高まりと霊的成長を望んだあなたの役割はおのずと大きくなります。
覚醒とともに目の前で膨れ上がってゆく問題(ジレンマ)に、あなたはどのように対応するのか。歩む道はどう選ぶのか。
魂が突き進みたい方向の見極めと基準は、あなたの内なるエネルギーが喜びと可能性に満ちあふれ、奮い立つことです。
そのときのエネルギーには、絶えず穏やかさが伴います。
椋木和美
- 2024年11月03日 22:17 /
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