（ここから続き）　
　
私は犬派なので、猫ちゃん大好きの人間ではなかったのですが
ポッケのおなか の影響で、猫も目に付くようになりました

その高い灰皿に乗ってどうしたいのかい？と怪訝に見ていると
その猫ちゃんは動きました。その動きが妙に不自然で、よく見ると　
片手がびっこをひいているではありませんか

ここで、わたくしの感情移入の激しさがスイッチオンです、たまたま持っていた
ソーセージを持って、猫ちゃんを追いかけました。
　
その手じゃあ、えさも取りにくかろう･･･おぉ、そうか　そうか！
これをお食べなされ･･･大丈夫～、ここに置いておくからね～と、一人で　興奮して　
食べてる姿を離れたところで見て　多少　気が済んで帰りました。
Shinyaさんにも、こんな猫ちゃんがいてね！と説明せずにはおれません。　
まぁ、野良猫さんは強いから、こちらが心配しなくても生きていくのだろうと思いながらも　
すぐに感情的になるところを再確認、うちの老犬マロンが１３歳を迎え、
愛犬がなくなったのを手放せない人の気持や、
愛する子供のことをなかなか手放せない方の気持ちも感じ取り
･･･ここをいつか皆クリアしていくのだろうと　
果てしなく記憶消去の妄想癖はやみません
　　
それから２、３ヶ月経って、その猫ちゃんのことをうっすら忘れたころ、
お店の駐車場から『みゃ～、みゃ～』という声が･･･お店の車の下から顔を少し覗かせて
のら猫さんが　お腹すいた～なんかくれ～と　泣いているのです。　
　
　
ん？ん？　
なんだかこの柄といい、ちょっと見覚えが･･･と思ったら
動いたそのねこちゃんは、片手びっこをひいてたのです。

あの子だーーー！！！
　
そこから、Shinyaさんの餌付けは地道に行われ、触られることも嫌がった
猫ちゃんは、すりよって来るほどなついてしまいました
　　　
なにか話しかけると
『みゃっ！』
『みゃ～♪』
『みゃ～みゃ～』
と喋るのでみゃーちゃんと言っていたら　これが名前になってしまいました。　
　
まさかね･･･あの野良猫が お店で赤ちゃん産んじゃうなんて･･･

きっと私達を癒してくれるためにここに来てくれたのでしょう
動物やあかちゃんの癒し効果は　本当に理屈ぬき。
あの人間には愛想のないShinyaさんも、動物と植物には、見てて目を疑いたくなるような　
気持の悪いくらいの愛情を注ぎます
　　
カウンセリング中『おぉ、よぢよぢ･･･』とだみ声で　あやす声が聞こえ･･･
集中力を削がれることがあります･･･
　
また、子猫たちの成長を見に来てくださいね